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みんな、イイ!と思ったことを説いてるんだな。

実家のリノベーションのため、
朝からリクシルショールームへ向かう。
工務店の方も付いて来てくれた。

昨日に引き続き、連日、母と姉と会う。

私は姉と9つも歳が離れているので、
一緒に住んでいた頃でも、こんな毎日一緒に過ごした時間なんてないんじゃなかろうか。

リクシルさん、ヘラルボニーと業務提携していた。

ちょうど私はヘラルボニーのワンピースを着ていたので、「あっ!ヘラルボニーだ!」と反射で叫んだ。

すると、リクシルの案内してくれる方(以下、新人さん)に「あはは」と愛想笑いをされた。


あははってなんだ。

と、この時から新人さんに若干の違和を感じた。

どんな業務提携なのか、少しでもお話を聞きたかったのだけど、あの反応をみると、たぶん新人さんはヘラルボニーのことを詳しく知らないのだろうなと思って、私もスルーした。

あとで調べたらこれだった。↑

めちゃくちゃいい!
けど、ちょいでかいな。

セットっぽいけどパネルの分割はできるのだろうか。話を聞いてみようかしら。

私はSatoru Kobayashiさんの柄が好き。
この日着ていたワンピースもこの柄なのだ。

とりあえず、今日の目的は、
キッチン、浴室、洗面台。

キッチンがメインなので、まずはキッチンを
見てまわる。

1時間がリミットで、見て回れなかったら改めて
オンラインのシミュレーションで打ち合わせを行うという流れとなる。


工務店の方の日程調整もあり、来週頭くらいには、全部の見積もりがfixしておく必要があるらしい。


えぇぇぇぇ。


タイムライン、きつーーーー!

結局、キッチンで1時間使った。

というか、いまいちピンとくるガスコンロがなく、私たちが聞いたのが悪かったのだけど、
新人さんが「確認します」と言ったっきり、
20分近くいなくなったのだ。


時間が足りず、最後駆け足での案内となり、
ショールーム見学はきっちり1時間で終わった。

せっかく足を運んだので、新人さん抜きで浴室や
洗面台を見て回った。

案内がなくても、自力でパンフレット等を
確認しまくり、浴室と洗面台の要望は固まった。

草案は事前にすでに渡してあったので、
草案からの追加・削除の要望だけだし、
今日依頼をしておこうと、新人さんに伝えると、

「今から別の担当者にオンラインで繋がせていただきますが、よろしいですか?」と聞かれたので、
全然構わない旨を返答した。

ショールーム内で、オンラインで打ち合わせを 
行うという、少し不可思議な状況だったけど、
ヘッドフォンをつけて待機した。

すると、新人さんに、

「予約の時間を大幅に超過したので、私はこちらで失礼させていただきます。」と言われた。

私たちは「どうも、ありがとうございました。
お世話になりました」
と、にこやかにその場では伝えたけど、
後ほど3人でランチを食べてる時に、

大幅に時間を超過したって言われたけど、
ショールームの見学は1時間以内で終わらしたし、最後時間なくなったのも、私らのせいじゃないよな?」

と同じポイントでイラッとしていたことが判明した。

うん、そう。

新人さんが¼の時間、何も言わずにいなくなっちゃったんだもん。

そら、しょうがないじゃないの。

私だったら、コンロは抜きの見積もりを一旦出す
ことにして、現場でしか案内できないことを先に
終わらしちゃうけどな。

オンラインの担当の方の対応はとても良かったので、こういうのも巡り合わせだな。

そして私たちは連日、ランチを外で食べてしまった。ハンバーグを食べた。美味しかった。

母が奢ってくれた。

ありがてえ。


帰宅して、散歩に行った。
ちゃんと摂取したカロリーを消費しないといけない。

そして、明日工務店の方が実家に視察に来られるので、またまた3人で会うことになった。

ひぇー、どんだけ会うんだ。




***




母と姉に、過去にもヘラルボニーの話を何度もしたことがあるのだけど、全く関心を持ってくれず、
今回も、2人は全くもってヘラルボニーのことを
忘れていたし、何の興味も持たなかった。

こんな画期的で素晴らしい企業が日本にあるのに、なんで雷が落ちたみたいな衝撃を喰らわないのだろうか!?

という、ヤキモキした気持ちを夫に伝えると、

「自分事として捉えないと、そら関心は持たないでしょうね。自分事として捉えるきっかけを、
あきちゃんがその人の中に0から作り出すことはできないからね。」

と言われた。

なるほど。


異性愛者であり、進学、就学、結婚、出産、育児と、ザ日本社会のメインストリームをなんの疑問も持たず闊歩してきた2人は、社会問題への共感性が著しく低いんだろう。


その代わり、自身が経験した結婚、出産、育児への共感性は異常に高く、特に出産への押し付け(あえて強い言葉を書くけど)は重い。

「お義母さんとお義姉さんが、出産の素晴らしさを説くのと、あきちゃんがへラルボニーのことを、
2人に熱弁するのは同じことだよ。」

と、夫は言った。

またまた、なるほど。

みんな、イイ!と思ったことを説いてるんだな。

お互い様だ。

ただ、まぁ母は、元小学校の教師で養護学級も
担当したことがあるので、もう少し関心を持ってもよかろうものだけど。

母の日だし、ヘラルボニーの商品をプレゼントしておこう。

そんなこんなで、晩ご飯は麻婆茄子。

なかなかうまい具合に作れた。

片栗粉の量をいつも間違えて、バシャバシャになるか、一部だけ固まるのだけど、
今日は全体的に馴染んでくれた。


夫と話していたら、寝るのが夜の1時になってしまった。

2024.5.10金曜日

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