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特定技能「造船・舶用工業」を解説してみた!

ものごとを継続するのは難しいなと最近とても感じています。
コツコツやっていくことが何よりの近道だとわかってはいながらも、周りの様々な影響を受けてしまい、それが自分のモチベーションにも影響してしまう。

そこも含めて自分の機嫌は自分でとる。
会社の将来から逆算することで現在地で優先度高くやるべきことはなにかを考える。
それが経営者として最低限やるべきことだと、強く感じます。

ということで、モチベーションを高く維持しながら上機嫌でカタカタiPadを叩き散らしております!笑

今日は特定技能「造船・舶用工業」を解説いたします!

特定技能のキホンが知りたい方はこちら↓↓


特定技能「造船・舶用工業」とは?

読んで字の如く、るお仕事です。
舶用が何かというと、船に搭載するエンジンや荷物の積み下ろしをするクレーンを製造します。

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○現状の人数
現在760名の外国人が造船・舶用工業で働いています。
(出典:2021年6月末特定産業分野別特定技能1号在留外国人数)

造船が盛んなエリアはかなり限定されています。
最も多くの外国人がいるのは広島県(210名)です。

次いで下記の通りです。

愛媛県:190名
大分県:68名
長崎県:56名
熊本県:38名
以降省略

温暖な気候や歴史的に海上交通の重要ルートとして、瀬戸内海を中心とする地域は盛んに船の出入りがありました。

戦中は海軍の軍港が置かれ、現在でも高い造船技術を誇っています。

人手不足の原因

大きく2つの原因が挙げられます。

1. 盛んな地域が地方圏のため、若者の都市部流出で人材が集まりづらい
2. 建設業分野と重複しており、待遇が良い方へ流出してしまう

有効求人倍率も平均の3倍程度で、かなりの人手不足であることが分かる数値になっていますね。

特定技能としては最大1万3,000人の受入を見込んでいます。

外国人が働ける業務一覧

特定技能1号で外国人が従事できる業務をまとめてみました!

1. 溶接
船の構造に関わる重要な箇所を金属を加熱・加圧してくっつけます。

2. 塗装
腐食の原因になりうる貝類がつかないよう、船体をカバーします。

3. 鉄工
船の構造に関わるパーツである鉄板を切断・加工します。

4. 仕上げ
エンジン部品をはめ合わせたり、プロペラの状態をよりよいものにします。

5. 機械加工
船のエンジン部品などを加工します。

6. 電気機器組立て
船の制御システムの組立や配線をして、ちゃんと動作するかテストをします。

関連業務
メイン業務と合わせて、認められている業務が下記の通りです。
あくまでも一参考となります。

・読図作業
・作業行程管理
・検査
・機器・装置・工具の保守管理
・機器・装置・運搬機の運転
・資材の材料管理・配置
・部品・製品の養生
・足場の組立て・解体
・廃材処理
・梱包・出荷
・資材・部品・製品の運搬
・清掃

技能条件を免除できない作業

ありません。
業務に対応する技能実習2号を良好に修了していれば、特定技能1号では対応する技能条件が免除されます。

日本語条件

技能条件を技能実習2号で免除していれば、日本語条件はクリアとなります。
技能実習2号を良好に終了していない場合、日本語試験を受けN4以上に合格しなければなりません。

5年以上働けるってほんと?

ほんとうです!
どういうことかというと、特定技能2号に移行できるかどうか。という話です。

特定技能1号では最長5年の就労が認められています。
そのうち、特定技能2号に移行できる職種は、「建設」、「造船・舶用工業」となります。

受入先がやるべきこと

主に3つあります。

1. 日本人と同じ雇用条件で就労させること
2. 国土交通省が設けている「協議会」の構成員になること
3. 造船・舶用工業事業を営む企業である認定をもらうこと

他にも細々とやるべきことはありますが、こんな感じなのか!
と概略を掴んでいただければと幸いです。

まとめ

今回は、「造船・舶用工業」についてまとめました。
丁寧にまとめていくと、ゆうに1500文字は超えてしまいますね。笑
次回は「特定技能1号、2号の違い」についてまとめます!



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