タツコウヤ_Exstan-noborder

30歳。Exstanの代表です。行政書士でもあります。「NO BORDER」をビジョン…

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30歳。Exstanの代表です。行政書士でもあります。「NO BORDER」をビジョンに掲げ、障壁なき世界を外国人ビザ分野から実現します。魚介類・海藻が食べられません。お肉大好きです。ビザ申請管理ツールhttp://noborder.cloud

最近の記事

好きに書く 1

どこの誰かわからない人にいつ届くかも分からない。少しの期待と多めの諦めがないまぜになりながらいつもnoteを書いている。インターネットという大海に絵の具を一滴垂らすような感覚だと思う。 特定技能制度という業界に身を投じ、行政書士事務所として、Exstan株式会社の代表として、いわばプロフェッショナルとスタートアップの社長の鎧を毎秒早着替えしながら生きているような実感がある。 20代として最後の夏。 去年までとは違い、夏の暑さや台風の進路にも気に留められる余裕ができた。 そ

    • 特定技能制度の現状とは?【第8回有識者会議中間報告書】

      今回は第8回の報告書の内容について取り上げられた、特定技能制度の現状について主要ポイントをまとめます! <前回note記事はこちら> <中間報告書の元リンクはこちら> https://www.moj.go.jp/isa/policies/policies/03_00069.html 主要ポイント今回の改めてまとめられた内容について、主なポイントをまとめていきます。 現在在留している特定技能外国人数 ○ 特定技能1号:154,864人 各分野内訳: 介護:19,51

      • 何が便利になる?取得方法は?認定証明書オンライン化【解説】

        2023年3月17日に入管からリリースされたこちらの記事https://www.moj.go.jp/isa/applications/procedures/10_00136.html 「在留資格認定証明書」を電子メールで受け取ることが可能です! また、外国人本人の方は、電子メールを提示することで、詐称申請及び上陸申請を行うことが可能です。 弊所Exstan行政書士事務所でも、今はほぼ全ての認定証明書をオンラインで受け取っており、かなり便利になった実感があります。 そこで

        • 変更点を総まとめ!【4/28 第7回有識者会議中間報告書】

          大きな反響を呼んだ第5回有識者会議。 今回は最終報告前となる第7回の報告書より、変更点、前回noteから固まってきつつある内容について、まとめていきます。 <前回note記事はこちら> 制度の見直しを図るに至った経緯や目的については、前回記事を参照ください。 <中間報告書の元リンクはこちら> https://www.moj.go.jp/isa/policies/policies/03_00066.html 変更ポイント中間報告書で修正・加筆がなされたポイントをまとめて

          【見本あり!】推薦者表の取得方法〜ベトナム国籍の特定技能申請〜

          ベトナム国籍の方の特定技能1号申請を進める場合のチェックポイントの一つ、「推薦者表」の取得方法についてまとめます。 提出一覧表にも具体的には記載されていない推薦者表は、特定技能申請に不慣れなだと、うっかり申請時点で取得を忘れてしまったり、入管からの追加提出依頼で初めて気づいてしまったりしがち。 どのような条件下で取得しなければいけない? 必要書類は? 問合先もクローズされた今、そんな疑問を解消していきます。 取得の流れ取得の流れは下記の通りです。今回は日本国内での推薦

          【見本あり!】推薦者表の取得方法〜ベトナム国籍の特定技能申請〜

          技能実習廃止?【特定技能制度との一本化】新制度検討の全容をまとめました。

          日経新聞の一面に掲載されるほど、社会にインパクトを与えた新制度の検討内容。日本の移民政策の第一歩になるのか、聞こえがいいだけの内容に収まるのか。様々な切り取られ方で、未来予測がされています。 このnoteでは有識者会議のヒアリング結果並びに報告書を全て読んだ上で、重要な変更点となりうる内容をまとめます。主観的に切り取ることがないようにできる限り留意します。 会議報告書の元リンクはこちら: 高い注目度のワケテレビではそこまで報道されていない今回の中間報告書ですが、新聞等の

          技能実習廃止?【特定技能制度との一本化】新制度検討の全容をまとめました。

          【分かればカンタン!】課税・納税証明書、源泉徴収票のミカタ

          前回までは、特定技能の「自社支援」についてまとめました。 今回は、ビザ申請業務を進めていくにあたり最も問い合わせが多い「課税証明書、納税証明書、源泉徴収票」について、取得方法、審査上のチェックポイント等について徹底解説していきます。 課税証明書とは「課税」というくらいなので、何かの税金が課されていることが分かる証明書であることは理解できます。 何の税金かというと、「住民税」に対する税額の証明書です。 1年間の所得や、所得控除などが入って、いくら住民税を払わないといけな

          【分かればカンタン!】課税・納税証明書、源泉徴収票のミカタ

          【完全版】特定技能は受入企業だけで完結できる?〜Part3:「自社支援」でやるべきこと〜

          3回に分けてまとめてきた「自社支援」も、あっという間に最終回。 今回は、受入企業で自社支援をやる条件や、やるべきことを具体的にまとめていきます。 <前章のふりかえり> Part1:特定技能制度の自社支援とはそもそも何? Part2:特定技能 自社支援のメリット・デメリット すべての受入企業で自社支援は可能?答えはNOです。 下記のいずれかに該当する企業か、担当者を配置する必要があります。 〜企業の条件〜 1. 上場企業 (日本の証券取引所) 2. 相互会社 (保

          【完全版】特定技能は受入企業だけで完結できる?〜Part3:「自社支援」でやるべきこと〜

          特定技能は受入企業だけで完結できる?〜Part2 :内製化のメリット・デメリット〜

          Part1では、特定技能制度の内製化とはそもそも何なのか?なぜ一般的になっていないのか?について説明をしました。 以前別の記事で、内製化のメリットについて言及したこともありますので、是非そちらもご一読をいただけると嬉しいです。 今回は、受入企業にとって「自社支援」にどのようなメリット、デメリットがあるかについてまとめます。実務的な内容をできる限り盛り込みますので、ご一読いただけたら嬉しいです。 「自社支援」のメリット働く外国人さんが安心→離職率低下に寄与 個人的にもっ

          特定技能は受入企業だけで完結できる?〜Part2 :内製化のメリット・デメリット〜

          特定技能は受入企業だけで完結できる? 〜Part1:自社支援の定義と浸透しない背景〜

          誤読を避けるよう、表現には細心の注意を払いますが、 まず僕個人としては、登録支援機関が不要であると言いたいわけではありません。 特定技能外国人を雇用するために現在活用できるが一般的には広まっていない方法や、取りうる選択肢を共有することで「それならうちもやってみようかな」という企業の第一歩目の背中を押す一つの材料になればという思いのみです。 すべては弊社のミッションである「NO BORDER 不合理な障壁なき社会の実現」が目的です。 Part1 まえがき「特定技能の外国人を雇

          特定技能は受入企業だけで完結できる? 〜Part1:自社支援の定義と浸透しない背景〜

          シンプルな仕組みは世界を変える。手続屋がWebサービスを提供するに至ったワケ。

          開発の経緯 行政書士事務所開業 noborderの開発構想は、2020年の終わり頃に遡ります。 当時は特定技能の案件が少しずつ増え始めた頃でした。 2017年、大学卒業後すぐに行政書士として開業したものの、ビザ申請業務を受託することができない日々が続きました。月日は無情にも流れていき、2019年4月、特定技能制度が施行されました。 行政書士にとって、法改正は新しい仕事が生まれる瞬間と言っても過言ではありません。ただでさえ20代が1%程度しかおらず、かつ廃業率も高い業界で

          シンプルな仕組みは世界を変える。手続屋がWebサービスを提供するに至ったワケ。

          外国人申請管理クラウドサービス徹底比較【6選】

          これまでの外国人申請・管理業務は、行政書士や組合、登録支援機関に丸投げというのが一般的だったようにも思います。 DX化やコンプライアンスの高まりによって、「内製化」の方法を探す外国人受入企業が増えてきました。 そんな需要の高まりとともに、様々なクラウドサービスが台頭して参りました。 しかし、便利になりつつある中で、一つ大きな課題も浮き彫りになりました。 「そもそも自社にあうサービスを選ぶ判断基準がない」とい点です。 対応している在留資格や、管理できる守備範囲など、そもそ

          外国人申請管理クラウドサービス徹底比較【6選】

          noborder新機能アップデートまとめ(2022.1_第3弾)

          こんにちは!特定技能申請管理ツール「noborder」を提供しております、Exstan辰です。noborderでは日々不具合が改善されたり、便利な機能が追加されたりしています。 前回の新機能アップデートはこちら↓ 今回取り上げる3つの新機能は、2022年1月にリリースされたものになります。 気になる機能があれば、是非お試しください。 オペレーションがスッキリnoborderは左側のオペレーションには、機関名がこんなにも入っていました。シンプルがモットーのビザシステムなの

          noborder新機能アップデートまとめ(2022.1_第3弾)

          【支援・情報拡散のお願い】セブ台風被害

          今回は特定技能に関わる投稿ではありません。 勝手ながらのお願いになります。 貴重な経験をさせていただいた前職の英会話スクール MeRISE (ミライズ)。 https://merise.asia/ 僕が行政書士としても、一社会人としても経験を積み上げることができ、当時頑張っていたことが今会社経営でも活きています。 MeRISEでは日本国内での英会話スクール事業だけでなく、フィリピン・セブで語学留学の提供もしていました。 https://merise.asia/ser

          【支援・情報拡散のお願い】セブ台風被害

          自社で「できる」が「カンタン」に!特定技能ビザ申請 「内製化」のススメ

          あなたは外国人ビザ手続きと聞くと、どんなイメージを抱きますか? 恐らく大半の方が専門家にお願いするか、外国人が自分で行うものだと思っているのでは無いでしょうか。 外国人ビザ手続きにおける専門家とは、行政書士や弁護士などの「申請取次者」の資格を有している人のことを指します。 僕も大学を卒業してから5年間、行政書士として外国人のビザ申請に携わってきました。 いまでも毎週一回は東京入管で書類を出したり、在留カードを受け取ったりしています。 この外国人ビザ手続き、実は内製化でき

          自社で「できる」が「カンタン」に!特定技能ビザ申請 「内製化」のススメ

          特定技能でずっと日本にいられる?「無期限化」とは?

          11月18日の日経新聞朝刊にて、こんな記事が出ました。 緊急事態宣言解除。 外国人の入国も段階的に緩和。 来日を待つ約37万人の高まる期待。 そんな時代感のなかで突如出た報道に、日本国内ではさまざまな反応がありました。 いろいろな意見がある中で僕が思った率直な意見は、 「半分正しくて、半分間違ってる」でした。 半分間違ってしまう理由の大半は、事実を事実として受け入れていないからであると思いました。 特定技能制度がそのものへの理解 や、無期限化について本当の意味で深掘り

          特定技能でずっと日本にいられる?「無期限化」とは?