【2024年版】特定技能「航空分野」を解説!
2019年に特定技能が施行されてから、5年が経過しました。
2024年現在までに、航空分野でどの程度の人材受け入れが加速したのか、2023年12月末時点での数値をまとめてみました。
全体の約65%がフィリピン人
◾️ 特定技能1号外国人数
632名
◾️ 国別内訳
1. フィリピン 413名
2. ベトナム 93名
3. インドネシア 37名
4. ネパール 22名
5. ミャンマー 20名
航空分野においては、フィリピン国籍の受入が圧倒的であることが分かります。
◾️ 都道府県別内訳
1. 神奈川県 191名
2. 千葉県 163名
2. 東京都 163名
4. 大阪府 74名
5. 愛知県 34名
6. 大分県 4名
7. 茨城県 1名
8. 埼玉県 1名
9. 北海道 1名
10. 青森県 1名
空港近辺に所在するグランドハンドリング等の事業を営む企業所在地に集中して受入が進んでいることが分かります。
◾️ 試験ルート・技能実習ルート内訳
航空分野で就労する外国人が試験合格したか、技能実習移行かをみてみましょう。
1. 試験ルート 632名 (100%)
2. 技能実習ルート 0名 (0%)
技能実習においても職種として特定技能に移行可能な職種・作業があるものの現時点では試験ルートのみでの受入となっています。
総評
・他分野に比べて受入人数が少ない。試験実施日程・合格率を見ても技能試験合格者は各国に多く存在するため、採用枠自体が少ない可能性が高い。
https://exam.jaea.or.jp/wp-content/uploads/2024/03/GH_results-from-the-past-exam.pdf
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