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ヒント|ビジネス

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ビジネスのヒントの詰め合わせです。 【参考記事】 竹村俊助さん 谷尻誠さん
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#コンテンツ

自分が商材になる

先日、とある人にこんなことを言われた。 「谷尻さんの日常は、すべてコンテンツへと昇華されていますね」 話を聴いてみると、「仕事は当然のこと、SNSでの発信、日常で受ける相談や何気ない雑談の中でも、相手にとってプレゼントになるようなことばを与えている」とのことだった。 話したり、発信すること自体が価値のある情報(コンテンツ)になっている、と。 続けてこう訊かれた。 「コンテンツづくりで意識していることは何ですか?」

編集者の仕事はコンテクストの構築

今日は「コンテクスト」の話をします。 編集者は何をやっているのか? 当然「コンテンツを磨く」というのも大切な仕事ですが、「コンテクストの構築」もすごく重要な仕事です。 この「コンテクスト」。ちょっとわかりにくい概念なのでnoteにいつかまとめたいと思っていました。うまく説明できるかわからないですが、ちょっと挑戦してみます。うまくいかなかったらまた書きます。 ちなみにコンテクストを広辞苑でひくと「文章の前後の脈絡。文脈」と出てきますね。ただ、いまはもっと広義でとらえられて

編集者に好奇心は必要か問題

編集者に好奇心は必要でしょうか? はい、必要です。 「これって本当はどうなんだろう?」「あの人に話を聞きに行きたい!」「これについての真相を知りたい!」 そういう好奇心は編集者の武器になります。好奇心は必要です。 以上。 と、このnoteを終えてもいいのですが、それではあたりまえすぎますよね。 編集者に必要なもうひとつの要素編集者にはもうひとつ必要な要素があると思います。 それは「冷めた目」です。 冷めた目というのは「こんなものおもしろくないよ」「ぜんぜん興味

ヒットと期待値の関係

映画でもアニメでも音楽でも、コンテンツがヒットする要素って、いろいろありますよね。 そもそも作品のクオリティが高いとか、時代に合っていたとか、話題性があったとか、いろいろあると思うんですけど。そのなかに「期待値」というのがポイントとしてあるような気がしています。 もしかしたらめちゃくちゃあたりまえのことを言いそうな気もするのですが、今日は「ヒットと期待値の関係」について考えてみようと思います。 「期待値以上」だったときにヒットする単純に言うと、期待値を上回ると話題になる

Twitter攻略の方程式を考えてみた

Twitter難しいんじゃないか説最近思うのがですね、Twitterってたった140文字だし誰でも気軽に始められるしすぐに使いこなせる簡単なメディアのように見えるのですが、実はとんでもなく難しいメディアなんじゃないか、ということです。 なんとなく、サーフィンに似ている気がします。サーフィンってただ海の波を見極めて、そこに乗っかるだけ。外から見ていると、誰でもできそうだし、誰でもうまくいきそうなんですが、いざやってみるとめちゃ難しいですよね(やったことないけど)。大きな波に毎

「それっぽいもの」がウケない

最近よく思うことなんですが、「それっぽいもの」がウケなくなってきたなーという話です。 「それっぽいもの」というのは、街中でたくさん見かけます。 たとえば、 ・芝生の上でラガーシャツの学生が肩組んでる大学の広告 ・空の写真に「わたしらしい毎日」みたいなコピーが載ってるマンション広告 みたいなやつです。 ネット上にもいろいろあります。 ・ぬるぬる動く「DXでベストソリューション」みたいなコピーの企業サイト ・「個性を活かせる職場です」「アットホームな雰囲気です」みたい

なぜ「売れそうですね!」は危険ワードなのか?

 本ができあがって、営業のみんなやまわりの人に見せていると「売れそうですね」と言われることがある。 「売れそうですね」  うれしい言葉だけれど、気をつけないといけない言葉でもあると思う。それは「売れそうですね」のあとに「自分は買わないけど」が潜んでいることがあるからだ。  試しに「買いたいですか?」と聞いてみると、答えに窮するような反応を見せる人もわりといる。(「買いますよ!」もおべっかだったりするので注意。そりゃ編集者本人に「買いません」とは言いづらいよね……。)

「書き手が言いたいこと」と「読者が聞きたいこと」は違う

 編集者には「著者・書き手にテーマを提案する」という大切な仕事があります。椎木さんには「経営」を、可士和さんには「打ち合わせ」を、新谷さんには「文春の仕事術」を、という具合です。  どういうふうにテーマを見つけているのか?  まず興味を持った人物がいたら、その人の情報をほぼ全て収集します。  過去に本を書いていたらその本にはひととおり目を通し、Webや雑誌のインタビュー記事があれば、それもすべて入手して目を通します。ツイッターをやっていたら過去にさかのぼってツイートを見

だれでも企画が立てられる3つのヒント

「企画」はどうやって生み出せばいいのでしょうか? メディア乱立時代のいま、あらゆる場所で「企画」が求められます。企画を立てるのは、もはやクリエイティブ職だけの問題ではないのです。そこで今回は、だれでも企画が立てられるヒントをお伝えしたいと思います。 ①「悩み」はそのまま企画になるあなたに悩みはありますか? ・肩こりがひどい? ・職場の人間関係がぎくしゃくしてる? ・やせたい? ……それ、そのまま企画になります。 ・肩こりがひどい→「肩こりを一発で治す最強ストレッチ」