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4日目破壊的テクノロジーの成長サイクル

 馬が自動車に代わった瞬間今のような世界ができて、車が自動運転車になった瞬間、さらに世界が一変します。自分が思っている以上に世界が変わってしまいますね。

そのような破壊的テクノロジーには6つのステージがあるのです

① デジタル化

 いろいろなテクノロジーがデジタル化されます。

 なかなか文章で表現するのは難しいですが、これまで感覚や暗黙知が仕組化される。それがアナログ(感覚)からデジタル(データ)に置き換わる状態だと無理やり定義します

② 潜行ステージ

 テクノロジーが登場すると、ある層(新しもの好き)の大きな注目を集める。しかし、最初の進歩はゆっくりなのでしばらくは世の中の期待に応えられない

 例 ビットコインは最初は超オタクの遊びだったのだが、今や金融市場を大きく変える仕組みだそうです。

 (すいません、私はビットコインってわかりませぬ・・)

③ 破壊ステージ

 本当の意味で世界に影響をあたえ始める。既存の製品、サービス、市場、産業が破壊され始める。

 例 3Dプリンターができれば何でも作れちゃいますよね。本気を出せば家も車もピストルだって作れちゃいます。最初に見たときは粗悪なおもちゃが出てきたから、たいしたことないと思っちゃったけど、3Dプリンターってすごいんだよね

④ 非収益化

 製品やサービスにかかっていたコストがそっくり消える

例 写真は高価であり現像にも時間がかかるので、一枚一枚の写真に渾身の力をこめなくてはいけない。なので、一枚の写真を撮るために写真家が出てきたり、さらには渾身の一枚のために多くの人やお金が動いてしまう。

 しかし、スマホができたらなんでもかんでも写真を撮るようになって、写真を撮る専門の産業が統廃合される。写真をバカバカとることができるなら産業も文化も変わるでしょうね

⑤ 非物質化

 製品そのものが消える。かつて独立した製品サービスがスマホの標準装備となる。

 スマホの中には、カメラ・ラジオ・インターネット・ゲーム・電卓などが標準装備となり、Wikipediaやkindleができたら百科事典や本も買わなくなりましたね

⑥ 大衆化

 テクノロジーが一般に広がる

 スマホの例ばかりであれですが、もともと携帯電話って車内電話といわれてレンガのようなクソでかい機械であり、周りで持っている人なんか見たことはいないですね。今じゃ世界中でスマホを持っていますよね。持ってない人いるのだろうか?超メカ音痴の母ちゃんだってスマホ使えるんだぞ

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