【011】Today’s Branding Topic

「インターブランドジャパン」が「Best Japan Brands 2022」を発表しました。
評価は「財務分析」「ブランドの役割分析」「ブランド強度分析」の3つの観点から行われ、
ブランドのもつ価値を金額換算するものです。
1位はトヨタ自動車、2位が本田技研工業、3位がソニーとなっています。
ここで気になったのが、33位のみずほ銀行。2017年から5年間下降を続け、ほぼ半分以下のブランド価値に下がっています。
一方、70位のワークマン、2020年と比較して倍以上のブランド価値を上げています。
ブランド価値がもたらす業績への影響は、売上以外にマーケティングコストや採用コスト、取引条件などに大きく反映されます。
財務状況を見ると、みずほ銀行は度重なるATMのトラブルが原因なのでしょうか。
一方、ワークマンの売り上げ高は、右肩あがりで2022年3月期(予)は2020年3月期と比較して、27%強の上昇。
ちなみにワークマンはROIC(投下資本利益率)も上昇しており、調達した資本を効率よく利益にできているようです。