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歌月の「3月俳句」19句 230404

昨日、空を見ていると、、
たまたま、、
飛行機雲が2つ来る!

ぶつかるーー!
わけなく
交差し伸びていく
おーっ、
ばってん!
お見事!

でした。
どうせなら輪を描いてくれれば、と思いながら、

なんの関係もなく、

3月俳句のまとめ

俳句ポストでの季語 
鳥雲に、鳥雲に入る
春に北方に帰る渡り鳥が、雲間はるかに見えなくなること。

きごさい

川棚の湯気追うて鳥雲に入る

川棚の湯気は瓦へ鳥雲へ

野天湯気シンと立ち鳥雲に入る


季語 春

また一輪ひざつき覗く春の昼

右往左往何を焦るや蟻の春

誘われて膝つけば幾輪の春


…!

季語 桜
マスクも季語のようですが、花粉症やコロナの影響で絶滅寸前とのことで、、。

犬連れてあえて脇道初桜

若いときゃわざわざ見に来ぬ初桜

初桜マスクはずして君は笑む

マスクとり匂ってみようか初桜

曇り空でも一輪でもあっ、桜

一輪じゃ駄目と待つ犬連れ長閑

公園を巡るも3度花曇り

これは寺院にある白木蓮

白木蓮無事を待つ空なほ青し
無事を待つ空より澄みし白木蓮
療養の老婦待つ居を白木蓮
歌月

モクレンの花が蓮に似ていること、また蓮が仏教と深い繋がりがあること、これらがモクレンと仏教を結び付け、「崇敬」「慈悲」という花言葉が付けられています。白い花が白木蓮です。

花言葉

さいとう家の隣には90歳になるお婆ちゃんがおられまして、一人暮らしですがとても元気なお婆ちゃんです。おかづにもよく手を振ってくれるのです。
応えておかづもしっぽ振りまくり、吠えまくります🐶

いやいや、すみませんうるさくて、。

それが、お婆ちゃん年末に自宅で転倒して骨折し、入院となってしまいました。
大変です。

年を越えて2ヶ月後…、なんとかリハビリも無事に済み、意外と早く退院されたのです。
でも、冬の寒い時期ですから、まだ一人暮らしは危ない。娘さんのところにしばらくおられて、暖かくなるのを待たれるそうです。。

そういえば、婆ちゃんの庭には、よく手入れをされている白木蓮があり、今年もきれいに咲いていました。
もう花は終わりましたが、今、新芽がたくさんたくさん出ています。

早く朝晩も暖かくなって、婆ちゃんが戻って来られることを祈ります。

と…、書いていたら自宅の電話が鳴った。
♪♫♬♪♫♬☓✗✗ーーー!!!

ディスプレイには「着信」としか表示されていないので、しばらく放っておく。が、しつこく鳴る。
しつこい!!

しゃーない、ガチャ!と乱暴に取り、「もしもーし!!」とダルそうに低い声で出ると…、
「あっ、さいとうさん?。○○です」
「あっ、えっ、○○さん?」


そう、今、隣の婆ちゃん戻って来られました。
いやいや、変な電話の出かたしてすみません。
でも、よかったー。5か月ぶりなのです。

お婆ちゃん、おかづ共々またよろしくお願いします。


季語 木の芽(このめ)

窓越しに精一杯の木の芽揺れ

窓越しの木の芽は揺れて見てと言う

久しねと木の芽に挨拶する老婦

転けないように気をつけてください。

年寄りは転けたらあかんよ!


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