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年を取る毎に選択肢が増える人生に。

2021年がこんな激動の1年になるとは思いませんでした。


「独立」「結婚」


自分の生活はこの1年間で一変しました。

もちろん不安も葛藤もありましたが
いま振り返ってみると良い決断だったなと思っています。


簡単にこれまでのキャリアを紹介させていただくと...

法政大学のキャリアデザイン学部を卒業
→ 新卒で当時10名ほどの規模のIT業界専門の転職エージェントに入社
→ RA/CAとして累計で450名以上の転職支援に携わる
→ 国内No.1ヘルスケアプリを提供する株式会社FiNC Technologiesに転職
→ 人事として採用をメインに行いつつ、緊急事態宣言後は経営企画に携わる
→ ポジウィル株式会社に事業開発マネージャーとして入社
→ 「POSIWILL CAREER」の事業開発をしつつ、同時並行で採用業務も担う
→今年8月に独立

現在は個人事業主として複数のスタートアップで採用支援に携わらせていただいています。


周囲からはよく「独立して個人でやっていけるなんてすごいね」とか、「お前みたいに思い切って行動できる自信が欲しいよ」とか言われましたが、全然そんなことはないです。

不安も葛藤もありましたし、今もそれが完全に晴れたわけではありません。

28歳で既に3社経験。
前職、前々職ともに1年くらいしか在籍していないし
目立った専門性があるわけでもない。

キャリア支援に携わっている身からしても、
正直、綺麗なキャリアではありません。

それに独立したとて
・仕事が見つかるのか
・生活をしていけるのか
・成長できるのか

今後のキャリアにおける不安は尽きませんでした。


ただ一方で、20代のうちに独立は経験してみたいという気持ちもありました。

別に会社員が嫌になったわけでも、やりたい事業があるわけでも、社長になりたいわけでもありません。並々ならない想いがあっての独立というよりは、ある種の実験に近い感覚でした。

「独立」という言葉を聞くと、イメージは人それぞれだと思いますが、
僕の中での定義は”独立=最も自分が身軽な状態”でした。

誰かに依存するわけではなく、全てのことを一人でやる。

もしその状態でも生活することができれば、
30代はよりリスクを取ったチャレンジができる。

そうすれば、年を取るごとに人生の選択肢を増やすことができる。
それくらいの気持ちでした。

人生は短いです。思っているよりもずっと。
それに、リスクを取らないこともリスクです。
であれば、悩むんだったらGOかなと思いました。


でも実際に独立すると決断してからは、視界がクリアになり、一歩を踏み出してみたことで、気付けたこと・学んだことはたくさんありました。

つくづく人は環境の子だな、と痛感しています。


もう一つの大きな変化は「結婚」です。

「結婚」に対しての価値観も人それぞれだと思いますが、
今の時代、生きていく上では特に必要のないものだと僕は思っています。

両親、奥さん、親友、、、自分を理解してくれる人はいると思うし、ある時は支えにもなってくれると思います。でもどんなに愛する人がいても、長年の親友でも、自分を育ててくれた両親でさえ、隅から隅まで自分を余すことなく理解してくれる人はいないし、相手を思い通りにすることもできません。

冷たい表現に聞こえるかもしれないけど、人は結局のところ一人。
一番の理解者は他の誰でもない、いつだって自分自身。
その事実は変わりません。


ただ人は人と関わりを持つことで、人生を豊かにしていく。
これも事実です。

奥さんとの結婚は、僕の人生に色味や深みを与えてくれるものでした。

僕は奥さんとの時間を大切にしたいし、
そんな大切な人の大切な人を大切にできる人でありたい。
そう思っています。

そのためにはまず自分に徹底的に向き合って、自分を満たしてあげる。
自分が満たされていない状態で、誰かを大切にすることなんてできません。
これはプライベートも仕事も同じだと思います。

だって僕が生きれるのは僕の人生だけだから。


この1年間、激動の日々の中で、幸せの形についてすごく考えました。

安定した日々は安心感を与えてくれますが、
その安心感を幸福と錯覚してしまいそうになります。
でもそれは世の中が僕たちに教え込ませてきた価値観に過ぎないのかなと。

僕には僕の形があって、あなたにはあなたの幸せの形があります。
僕は、年を取る毎に選択肢が増える人生にしたい。

そのために2022年も変化し続けていきたいなと思います。


では皆さん、良いお年を!


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