奥日光の野生動物と自然 @奥日光

画像1 奥日光の野生動物と自然をテーマにした実地踏査に参加してきました。写真は小田代ヶ原の白樺、通称「貴婦人」
画像2 奥日光では1980年代からシカの個体数が増え始め、植物の生態系にもかなり影響が出ています。写真は、シカの好む「ミヤコザサ」。採食圧でミヤコザサが矮小化しています
画像3 シカ侵入防止ネットをぐるっと張り巡らせ植物を保護しています。ただ全てに張り切れるわけではないので、柵の切れ目はグレーチングを敷いています
画像4 奥がグレーチング。シカは奥側からやってきます。手前の白線はグレーチングを模した絵です。
画像5 シカの足がグレーチングの間に入るので嫌がって入ってこないとか。ただ、土や落ち葉などが入って詰まると通れてしまう
画像6 グレーチングの部分にはシカ監視カメラがあります。
画像7 右のフェンスより右は保護されている場所。左の柵から左は保護されていない、つまりシカが生息している場所。笹の高さが全く違います。シカ採食圧があるほうは低いです、ここは一目瞭然の場所。
画像8 奥日光はイノシシがあがってきていないとのことでしたが、どうもいるようです。この轍みたいなものはイノシシの掘り返したあとです。
画像9 初日の踏査は、赤沼から1km程歩いたあと藪漕ぎでした。普段、トレランやハイキングでは藪漕ぎしないので、妙な気持ち。写真の場所はかなりマシで、道がある気がしないような箇所も通りました。
画像10 さて、ここから先の写真は奥日光の草花を。こちらの写真は小田代ヶ原の泉門池(いずみやどいけ)です
画像11 ホザキシモツケ。1997年の環境省レッドリストで絶滅危惧II類となっていましたが、今は解除されています。
画像12 ノハナショウブ。アヤメ科で、多年草。戦場ヶ原、小田代原で見られます。今ちょうど開花時期です。
画像13 ヤマオダマキ。日本原産のオダマキ。漢字で書くと「山苧環」、苧環とは糸を巻いて玉状または環状にしたものでそうです。蕾をみて「茗荷みたい」と思った私です。
画像14 アカヌマフウロ。赤沼から戦場ヶ原一帯に咲くのでアカヌマの名が冠に。
画像15 茱萸は藪漕ぎ中に見つけました。1つつまんで食べたら甘くておいしかったです。
画像16 ビロードモウズイカ。ヨーロッパおよび北アフリカとアジア原産ですが、日本に帰化しているそうです。ここから花穂が出てきます。葉っぱは「アイスプラント」みたいでした。
画像17 イブキトラノオ。撮影した個々の場所は群落になっていました。というわけで2日連続で写真日記になってしまいましたが、今日はこれにて。

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