カオリ

結婚して自分の居場所も見つけて、「宗教」がトラウマと知った主婦。 母が現役エホバの証人…

カオリ

結婚して自分の居場所も見つけて、「宗教」がトラウマと知った主婦。 母が現役エホバの証人 宗教2世 やっと自分の生い立ちの謎が解けてきたような気がして それを文字にしてみようと思う リハビリノート。 アダルトチルドレン

最近の記事

大切な過去は全部苦しい

今 心底味方になってくれる人がいるなら いいじゃないか。 過去は変えられないし、人も変えられない。 でも、不思議なもので今があるから 過去がどんなに辛かったのか。どうして欲しかったのかを痛感している。 あの時は、必死で。本当に必死で生きていた。母親を怒らせないように、無視されないように、嫌われないように。 たくさんの嘘をついて、自分を保っていたなぁと。 相槌に「ウソー!」と言ったらキレられた。「嘘つく訳ないでしょう?」と真顔で。 〇〇してーと言えば「してくださいでしょう」

    • 許さないって決めた

      母と会うと1週間ぐらい寝込む。 全て否定的。いいことは全部エホバのおかげ。 ダメなことは個人的に責めてくる。相変わらず。 家から家の奉仕活動。今はサンダル(夏)を履いてる。昔(まだゴムホースで Siriを叩いてる時代)には考えられないこと。 髭も生やしていい。昔はそれは「汚い」って母は言っていたのに。 それがオッケーになった理由は説明できない。 全部矛盾してるのに、それを押し切ってくる姿に本当にうんざりした。 もっとグレーの世界があることも教えて欲しかった。 もっとわ

      • 話さないには訳がある

        「今日は、どんなことあった?」って親に言われた記憶がない。特に父親。 何があったか聞かれない→話さない。 もしくは話す→遮られる→機嫌が悪くなる→怖いから話さない もしくは話す→遮られる→自分の方が大変だった話→ママの方が大変なんだと思って黙る→話さない 自分の本当の心の中を話そうとするとヒックヒックするよに泣いて話せなくなる しんどい。心がしんどい。 でも、そういう過去があることが、今のわたしの土台を作ってることがわかっただけで、すごい進歩だと思うことにする。

        • 骸骨と防災グッツ

          約1ヶ月ぶりに母に会った。 衝撃的に 顔か痩けていて 腕も細くなっていて骸骨みたいだった。 あー。人ってこうやって死ぬのかもなって冷静に思ったのと、 母も人に会わない、家から出ないとこうやって弱るんだなって。 ちょっとだけ動揺もした。 終わりの日ハルマゲドンが全然来ないけど、母は復活の希望があるから 悲観的にならないで死んでいくのだろうか。 今回地震で 防災グッツを真剣に見直したのだけど エホバの証人は防災グッツとか用意するのだろうか。 わたしの実家は用意してるんだろ

        大切な過去は全部苦しい

          空気を読め

          愕然とした。 ある記事を読んで こんなことも洗脳されているのか。と。 親がせかせか家事をしている時に なんか落ち着かない。 親に限らず 誰かが動いているのに、自分だけが何もしてないことに この上なく心臓がドキドキして申し訳ないような、何かしなくちゃ!と思うこと。 例えば 母が食事の準備をしている。 手伝わないとキレられる。←(手伝ってーとか言われてないけど) 「自分が食べるものでしょうが。」 「自分だけ何もしないことに何も思わないの。」 とか、 嫌味を言われてきました

          空気を読め

          1年に1回の闇

          今年の誕生日も、夫にお祝いしてもらいました。嬉しいけど、子供の時のような感覚じゃない。 誕生日は、いつも従姉妹の子と合同だった。自分の誕生日にわたしのためだけに用意された会は行われたことがない。 夏休みは、必ず母の実家に帰っていて、まず父とは会わない。 誕生日だからと何かあるわけでもない。だから、父はわたしのちゃんとした誕生日なんて幼少期から覚えていない。家族3人で過ごしたことはない。 いつもなんとなくどこかの家族(従姉妹の家族)に入れてもらってるっていう感覚。 子供の頃は

          1年に1回の闇

          世の終わりよ!

          って言われてた 地震、災害があると、 「エホバが予言してた世の終わりよ。もしくは、近づいててる!」 この2、3日地震が多い日本。 もちろん、現役エホバの証人の母はそう思っています。 水害では滅ぼさないってエホバが約束したから←え? 津波では滅びないんだよね。←え? いつも何か災害があるたびに、母に「もうすぐ終わりがくる」って言われ続けていた。 地震があるたび そのことを思います。 そのくせ、ベッドの横にはちゃんと避難用のリュックを用意してた。 よくよく考えたら 

          世の終わりよ!

          精神科で号泣しました。

          昨日は精神科の通院日でした。 ずっと調子が悪い理由は誕生日が近いから。 おっとに誕生日を祝ってもらえるのは嬉しい。 でもそれとは別腹。というか 根本のところは親に「お誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう。」そんな言葉だけでもいいから欲しいのかな。今更。今は別に欲しくないと思う。 違う。幼少期のわたしが求めていたんだ。 違う。なんか違う。 それを先生に話そうと思うのに 涙で全然話せなくなった。 そういうことだ。我慢しすぎて自分の気持ちが化石のようになっている。

          精神科で号泣しました。

          羨ましい。

          知人と子供の話を聞いていると、一体わたしは何をやってたんだって 愕然として虚しさが襲ってくる。 小学校も中学校も部活には入らず、週に三回の集会に行って、伝道に出て。 ただ、母の機嫌を取るために生きていた。 全部、「いい子」のためにやっていた。 親と映画館。親と遊園地。親と水族館。親と水遊びをする。 親に塾や駅に迎えにきてもらったことがない。 「これが欲しい」とおねだりしたことない。 スーパーでおやつ欲しさに転がったこともない 何もしたことがない。 何も。 推しの話。

          羨ましい。

          8月。

          8月です。 今月はわたしの誕生日があります。 もういい大人です。なんなら人生の折り返し。 でも、誕生日のたびに胸がギュウって痛くなります。 わたしは、物心ついた時から親に誕生日を祝ってもらったことがありません。 というか「お誕生日おめでとう」って言われたことすら記憶にありません。 そういう宗教でした。エホバの証人。マジで子供に酷い宗教だと思ってる。 そのくせ 「あなたを産むのに3日かかった」「辛かった」「大変だった」そんな言葉をいつも聞かされていました。 小さい時から

          都合いいだけの女

          母にとって子供は都合いい女。だ。 旦那さんに言われて「あ。そうかも。」って気が付いたって話です。 母は新しいことを覚えることに消極的。「なんでこの歳になってまで新しいことを覚えなくちゃいけないの?」 って。でも 集会で使われるタブレット(ipad)は死ぬ気で覚えた。 わたしに出来ないことは時間関係なく電話してきて家に来させた。 例えば 自分からは言わないけど、こちらから誘わせるように誘導して誘わせて 「ママはあなたに誘われたからね」という上から目線でお買い物に行ったとす

          都合いいだけの女

          わたし失敗できません

          「失敗してもいいよ」って親に言われたことがない。 わたしは、「できない」「失敗する」ということが怖い。怖すぎる。 失敗したからって怒られたことはないかもしれない。 その前に洗脳されていたと今なら思う。 「こういうことやる人の気持ちが理解できないよね?」 「ママはこういうの好きじゃない」 みたいに、先に親に怒られるというより こういうことすると、親が嫌がると理解する。 だから、できるだけ失敗しないように 新しいことにチャレンしする勇気も 目立つことも嫌だった。 できるふり

          わたし失敗できません

          朝6時から

          今日母に会った。 感情が乱れすぎる。 いつも通りの自分の体調諸々の大変だった話を聞く。 「〇〇しないなんておかしい」という何かを批判する話を聞く。 そして、今熱中症アラートが出てるから 朝6時集合で奉仕が行われているという話をきく。 夏の大会が始まるのでそのチラシを、ポスティングして行くらしい。 わたしは、朝5時から犬の散歩に出ているのだが、すでに30℃近い温度なのだけど。 わたしは何にいつも心がザクザク切れるのか。 あー。こういうとこだわ。と思うこと。 ①自分の考え以

          朝6時から

          再確認したこと

          先週末 推してるアーティストのライブに行ってきた。 帰りの新幹線で、少し寂しい気持ちになった。 もっと早くこんな世界の自由を知りたかった。 生活を少し潤してくれること。 好きな映画をみること。音楽をきくこと ライブに行くこと。 「今できてるからいいじゃないか」 確かにそう。 でも、 たくさんの時間を、わたしは失っていたんだって再確認した。 物心ついたときから、母から物理的に離れた距離を取るまで 映画も、音楽も、もちろんライブも、 「偶像崇拝」「サタン」だと刷り込まれて

          再確認したこと

          解毒

          「解毒」という本を読んだことがありますか? 元エホバの証人2世の方が書かれた手記です。 わたしは、ここまでの経験をしたことがないけれど 恋愛や性の問題 排斥の問題、「世の人」との区別。は子供ながらに薄々感じていたと思います。 わたしが住んでいるのは地方なので、もっと陰湿だったと思います。 結局悪口だらけ 不幸自慢 「集会には来れないのに、スーパーには行けるんだ」と陰口を言われたり。 でも集会には行けなくても、人は何かを食べなければいけないのに。「霊的ご飯」でお腹いっぱいに

          リアルな今の悩み

          今 苦しんでいること。 それをタイムリーにここに書きたいと思う。 それは「何もしない」という罪悪感が半端ないってこと。 わたしは「ダラダラするな」「本を読め」「1日も無駄にするな」 「常に向上心を持て」「個人研究をしろ」「人間として正直に生きろ」 みたいに、いつも何かに戦ってるように育てられた。 なので、資格の勉強・楽器を習う・自己啓発本を読む・ダラダラ過ごさないように 1日にタイムスケジュールを組み。 ただテレビを見るなんてバカのやることだ。と言われてきた。 親は働

          リアルな今の悩み