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大切な過去は全部苦しい

今 心底味方になってくれる人がいるなら いいじゃないか。
過去は変えられないし、人も変えられない。

でも、不思議なもので今があるから 過去がどんなに辛かったのか。どうして欲しかったのかを痛感している。
あの時は、必死で。本当に必死で生きていた。母親を怒らせないように、無視されないように、嫌われないように。
たくさんの嘘をついて、自分を保っていたなぁと。

相槌に「ウソー!」と言ったらキレられた。「嘘つく訳ないでしょう?」と真顔で。
〇〇してーと言えば「してくださいでしょう」と口の利き方にキレられた。
〇〇じゃんと言えば「何そのじゃん。は!」とキレられた。

世の人の喋り方、生意気、横着。そんなことばかり言われてた。

わたしは、自分のことを話さなくなった。
「あなたは何を考えてるのか分からない」とまたキレられた。

母に何をすれば機嫌が良くなるかは知っていた。いい娘。会衆からも「姉妹は優しいお子さんでー」と言われること。「霊的」ってやつ。

全然家は安全な場所ではなかった。

今でも母に会うと萎縮してしまう。怖い。不幸自慢というものをずっと聞く。
そして、「申し訳ない気持ち」にさせる。わたしが手伝えていたら。
わたしが声がけしていれば。みたいな。

1日に何回も「許さない」って心に思い出す。

そうだね。それはそう思って当然だよって自分に声がけしてあげてる。


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