「AIのべりすと」を使ってみた
自分が執筆した小説を、AIが書いたらどうなるだろう…という好奇心から、AIに小説を書いてもらいました。
1、「AIのべりすと」とは
「AIのべりすと」(https://ai-novel.com/)とは、日本語情報を元に、日本語で小説を書くAIです。
AIイラストはミッドジャーニーを始めとした、海外サービスが有名な一方で、文章、となると、やはり母国語で入力も出力もしたいですよね。「AIのべりすと」は、そんなニーズに応える、日本語に特化したAI小説でサイトです。
2、お金はかかるの?
「AIのべりすと」は利用登録なしでも、使うことができます。勿論、利用登録した方が使える機能が増えますし、さらに課金をすれば、もっと機能の幅が広がるのですが、今回はお試しのため、利用登録なしでできる範囲で、小説を書いてもらいました。
3、使い方
「タイトル」と「最初の文章」を打ちます。「タイトル」は無くても、AI小説の生成は可能です。「最初の文章」は短くても良いですが、公式によると5~6行(500文字程度)あると、精度が増します。
4、実際にやってみた
拙著『さるうさぎの生きる道』を題材にして、AIに続きを書いてもらいました。
「最初の文章」として、入力したのは以下です。
「AIのべりすと」が書いた続きは、こちらです。
登録なしで文章作成できたのは、ここまででした。
後の展開が気になるころで区切る点、サービス設計が良いですね 笑
比較のため、私が書いた第1話も載せますね。
5、比較してみて
AIの方が読みやすいです。主語(沙留卯)が連呼されて若干うるさいですが、つるっと読めるのは、展開の分かりやすさですね。
喜怒哀楽・起承転結がしっかりした文章を作成しよう、というAIの心意気が感じられました。何も大きな事件が起こらない”ほのぼの系”や、表立っては何も支障は起きていないけれども、内心は焦っているというような、裏腹な感情を綴る話はAIだと難しそうい印象です。
設定をきちんと作り込む作家さんなら、「AIのべりすと」をもっと活用できると思いました。(サイト登録すると、登場人物の設定を細かく指定できます。)
AIと交互に文章を綴ることもできるので、お互いの足りない部分を補完する使い方もできそうです。仲間がいなくても共作ができて、楽しそうでもあります。
新技術を使ってみるのは、ワクワクしますね((o(´∀`)o))
「ノベルAI」という他の小説AIも使ってみたくなりました。こちらは有料ですが、文章からイラストもできるそうです。差込画像に良さそうですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
<参考>
「AIのべりすと」の使い方について説明した分かりやすい記事
https://lifelikewriter.com/ai-novel/
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