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『自分の優位性を誇示したがる!?』 プチっとスタディ vol.75

[キーワードと言い換え]

マウント

相手よりも自分の優位性を示すためのアピール的行動


[プチっと解説]

あなたも周りの誰かに対して、
その人より自身の能力や実績などが豊富にあることなどを必要以上に訴えてしまったこと
はありませんか?

あるいは周囲に舐められないように自身の地位を誇示しようとしたことなどはありませんか?
(そんなに自信ないですが笑)

本人が意識しているかしていないかに関わらず
このようなコミュニケーションを見かけることってありますよね。

あまりにも極端だと傍から見ていて滑稽に移りますが、
本人としては自分を保持する為の一つの手段だったりするはずです。
(まあ些細な内容を大きく言うこともあるね)

たまに他人様の権威を利用する人も見受けられますが、これはvol.51の権威バイアスの転用ですね。

このように、相手方に対して自分自身の優位性を示そうとするコミュニケーション
マウントと言ったります。

英語でも「馬乗りになる」などを意味に含む単語です。
基本的にはあまりいいコミュニケーションとは言えませんが、
しっかり理解する為に更に読み進めましょう。

[更に深掘り]

マウントを取る人間の中には、
自分の思い通りにならないことに憤るタイプもいます。

傲慢で自己中心的な人です。

またマウンティングしがちな人は大体バイアスに雁字搦めになるとこうなるか、
逆にひどくネガティブになるかなどが考えられます。

是非、vol.13のデバイアスを心掛けて欲しいものです。

特にマウンターは、能力以上に自分を優位に見せようとするので
本人の発言や態度で表すほどの実質的な能力値はなかったりします。
(マウンター?)

過去に出てきた人物で例に挙げると、
vol.43での初登場時のヒコシ君です。

最終的にクレスさんに一蹴されたのをきっかけに落ち着きましたが、
当時の彼はマウンティングをしていました。
(初登場時のヒコシ君は名前付いてなかったよね笑)

転校したての彼は、クラスで自分の地位を気づくための方法として
騒いで周りの子を威圧したり、自分が強い存在であることをアピール
していたわけです。

ただ、彼も転校して新しいコミュニティーに加わる不安と、
既に出来上がっている周囲の関係値への嫉妬心からその選択を取ってしまっただけでした。

クレスさんに指摘されたおかげで、
やっぱりこのコミュニケーションは間違っている
ということに気づくことが出来たんですね。

普段おとなしいタイプの人にはっきりと言われるのは、
マウントを取るタイプの人間には効果絶大です。
(そうなの?)

実はマウンティングする人は何も言い返してこれなそうな人を相手として選んでいます。
(姑息やん)

なので、その対象である本人から覆されることで、
自分の認識の間違いに気づかされることになります。
(それが難しいわけだが笑)

それまでの行い自体は良いものとは言えませんが、
それ以降の回でも見られた通り、ヒコシ君も根は良いやつですからマウントなしでも十分に周囲との関係を築くことが出来ています。
(確かになんだかんだ良いやつだった)

なのでマウンティングは不必要なコミュニケーション方法と捉えていいでしょう。

[投げかけ]

あなたも必要以上に自分をよく見せようとしていないか、
過去のコミュニケーションを振り返ってみて
はいかがでしょうか?

以上

今回はマウントを解説しました。

[次回のプチスタ予告]

次回は
『パーキンソンの法則』
こちらを解説予定です。

お楽しみに!

まだまだ未熟ないとぴーですが、今後もインプットとアウトプットに邁進します!もしサポート頂けたら投稿にも更に還元していきます!