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『印象的な例えで表現に深みを!?』 プチっとスタディ vol.67

[キーワードと言い換え]

メタファー

相手の想像を掻き立てることで簡潔に印象づける例えの手法

[解説]

あなたも
「まるで〇〇のような…」
とか
「○○みたいに…」
といった例えを使って、相手になるべく伝わりやすい説明を心掛けることが多い
ですよね?

※音声版の耳からプチっとスタディなら全話無料で最後まで聴けます

相手としても「例」を用いられるのは非常にわかりやすく、内容の理解に一役買います。
(具体例って素晴らしいね)

冒頭の例え方は、「明らかに例えていることがわかる表現」となっているのが見て取れたはずです。
(まあそうだね)

この例えの表現方法は直喩、英語で「シミリー」と言います。

ここまでの流れから、
「では例えであることを明示せずに表現する方法も説明しそうだな。」
と想像していたあなたは、大正解です。
(いや…キーワード笑)

今出したような表現方法を隠喩と言い、英語でメタファーと呼びます。

これこそ「例」を用いるケーススタディの出番となりますね。

[ケーススタディ]

解説だけではいまいちピンとこない…
きっとそんな感覚持ってますよね。
(はい)

それはその通りだと思いますが仕方ありません。
(はい?)

なんだか「会話が平行線」と感じていますか?
(ええまあそんな感じ…)

ちなみに今メタファーの例、出ましたよ。
(え?)

恐らく誰もが何の違和感もなく使っているかも知れませんが、
「会話」は実体がないのに「平行な線」なわけありませんよね?
(それはそうかもしれないけれど)

つまり「会話が平行線」の’平行線’は、
会話が成り立たず(交わらずに)に続いていくことを暗に示したメタファーとなります。

これが仮に「会話が平行線'のようだ'」と表現されていたなら、それは直喩、シミリーでした。
(そんな些細な違いなの?)

あくまでシンプルなものを出しているので全部がそうとは限りません。
「そうは問屋が卸さない」わけです。
(これもか!?)

メタファーはインパクトの強い表現も可能となるので、
vol.29で紹介したイメージコピーとして使われたりします。

特にvol.35のハイコンテクスト文化な環境が出来ていれば、複雑なメタファーで表現に深みを加えられますから非常に面白いです。

何より伝え方の技法として意識して使えると、他人への説明もしやすくなりますよね。
(華麗に使いてぇ笑)

[投げかけ]

あなたも例えの表現を取り入れて、
相手の想像を掻き立ててみて
はいかがでしょうか?

以上

今回は『メタファー』を解説しました。

[次回のプチスタ予告]

次回は
『カリギュラ効果』
こちらを解説予定です。

なお、プチスタはテキストのみでなく音声配信も行っております。
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