『あなたは何を訴えている!?』 プチっとスタディ vol.29
[キーワードと言い換え]
イメージコピーとレスポンスコピー
≒
印象付けするための言葉と行動を促すための言葉
[解説]
皆さんはPRするための言葉のことを
「キャッチコピー」と簡単にまとめてしまっていませんか?
※音声版の耳からプチっとスタディなら全話無料で最後まで聴けます
企業活動に関わらず、
「自分自身」や「趣味」、「友達」についてなどを含めて
あなたも何かしらで言葉を用いてPRをしたことがあると思います。
(コレ、オススメなんですよ的なね)
多分「友達」のことを
’どんな人か簡単に説明’する時と
’相手に縁繋ぎしようと紹介’する時では、
同じ人のことを話すとしても使う言葉が変わってくるはずです。
(そう言われるとそうだわ)
ここで言う前者がイメージコピーとなりますし、
後者がレスポンスコピーとなります。
こんな風に言われると2つの違いって見えてきますよね?
(いや、もうちょっと具体的に…)
はい、まだ足りない感じでしょうから
ケーススタディで細かく見ちゃいましょう!
[ケーススタディ]
解説から触れている「友達」の話を掘り下げていきます。
それぞれ例をいくつか出してみましょう。
AとBで対比させていくので比較してみてください。
Aはどんな人か簡単に説明する言葉、
Bは相手に縁繋ぎしようと紹介する言葉となります。
①転職検討中の営業マンの友達のことを知人に話す時
A:営業成績が会社トップのエリート
B:相手方を大切にしつつ自信をもって提案も出来る心強い仲間
②新しい趣味を検討している人に鳥好きな友達のことを話す時
A:週末バードウォッチャーな鳥類のプロ
B:カメラでも鳥の事でもとてもわかりやすく説明してくれる優しい方
③運動不足の方の悩み解消に友達の話を持ち出す時
A:あらゆるトレーニングを網羅している筋トレマスター
B:どこを鍛えると何に効くのか方法と効果をレクチャー出来るアドバイザー
上記のように3つほど例を出してみましたがいかがでしょう?
AがイメージコピーでBがレスポンスコピーです。
(これは全然違うかも)
表現はAもBもポジティブな表現なはずなのに、
Bの方が「紹介してほしい」と感じる割合が大きい気がしますよね。
なんとなく一緒にいる場面が創造出来るところが
vol.8のストーリーテリングを彷彿とさせます。
(スーパーショートストーリー)
より「対象の行動にコミットしやすくする言葉」がレスポンスコピーとなります。ビジネスマンならレスポンスコピーを使いこなしたいですね。
とはいえイメージコピーもブランディング等に一役買いますから、
悪者にしないように気をつけましょう。
[投げかけ]
皆さんも
相手に思った行動を取ってもらえるような言葉選びを意識してみてはいかがでしょうか?
以上
今回はイメージコピーとレスポンスコピーを解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『ゲーミフィケーション』
こちらを解説予定です。
お楽しみに!
まだまだ未熟ないとぴーですが、今後もインプットとアウトプットに邁進します!もしサポート頂けたら投稿にも更に還元していきます!