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Super Ordinaly Vol.1

2023年4月16日、時速36kmとオレンジスパイニクラブの2マンに行った。

「何でもいいからライブというものに行きたい」と言った友達を連れて、初めて誰かとライブハウスに行った。いつも1人だからね。

1人に慣れているから本当に一緒に行くのが嫌だった(最悪)。しかも友達が大好きな私にとって唯一、私からの愛5に対して向こうからの愛7万みたいな関係の友達だから余計に…

ただ結果として時速もオレスパもすごく良いライブをしてくれて純粋に楽しかったし、ライブ後の思考垂れ流しを文字化するだけではなく話せる相手がいるのは悪くなかった。

ライブ前に今日やってほしい曲3曲選抜をしたのも楽しかった。私が選抜したのは銀河鉄道の夜明け・stars・スーパーソニックと日和見の暮・急ショック死寸前・君のいる方へだったから大満足。

しかも時速が急ショック死カバーしたのがどれほどえぐいことか…ちなみに彼はハロー強火担なのでちゃんと入ってよかったね、と思った。

仲川さんのインナーカラーがとても可愛かった…お揃いです。

始まる前に4人で集まって話している後ろ姿を見ながら、(一生見ていたい…)と思った。

Super Ordinalyはめちゃくちゃ普通って意味だと荻野くんが言っていた。超越した普通=特別という意味だと思っていたからめちゃくちゃ普通って意味で安心した。

でもこういう夜って特別だよね。堂々と歌う仲川さん越しに荻野くんと開くんが目を合わせていたり、荻野くんが楽しそうに演奏していたりする光景を見て、そう思った。

「自分のことしょうもない人間って思うかもしれないけど、それはしゃあないけど、こっちから見たら輝いてるよ」からのシャイニング、あまりにも優しかった。

3年後にZeppを埋めるという目標を掲げたあとに「たくさんの人に届けたいけど、あなた1人いてくれたら充分だから」みたいなことを言った仲川さんも大好きだった。

あと、「他人とのコミュニケーションって切り離せないもので、俺は音楽で伝える方法が好きで…」みたいな話をしてくれたのもすごく良かった。他人と関わると面倒だし傷つくしやめたくなるけれど、それでも関わっていくことの尊さを教えてもらった気がした。

「別に鼻歌でもいいし、カラオケでもいいし、キッチンで彼女とか奥さんとか友達とかが歌ってて愛しいって思ったり、誰かと歌ってて楽しいって思ったり、そういうことが本当に愛しくて…」みたいなことを言っていて、なんて優しいんだろうって改めて思った。うろ覚えなのが悔しい。

告知を忘れる仲川さん、鳥頭と言われる仲川さん、へへって笑う仲川さんも本当に本当によかった。へらへらしてる仲川さんを見て、やっぱりへらへらしたって良いよね?って安心してしまった。

オレスパに10年後の話をする仲川さんにはハッとした。そういう励まし方があるんだね。一緒にやっていこうな、というか…不確実なのに確かな祈りというか…わ…大好き…

いっぱいいっぱいありがとうって言ってる仲川さんも大好きだったなぁ。ライブに行くとたくさんありがとうって聞くけど、当たり前じゃないよね。

オレスパは想像以上によかった、また行きたい。人を好きでいること、好きでいたこと、どんな形でも尊いものだと思った。

時速は想像通り想像以上、本当にいいライブだった。彼らがいる世界で生きているってこと、忘れないようにしたい。

何を言っても野暮かもと思うくらい素敵なライブだったけど、私は言葉にしなきゃ、とも思った。だから書き留めたけどこのライブを思い出すと恋愛感情みたいにドキドキしてしまって全然うまくまとまらなかった。備忘録ということで。

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