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秋の寝覚め

はるかなるもろこしまでも行くものは秋の寝覚めの心なりけり 大弐三位(「千載集」巻五秋した)

大弐三位さんは紫式部を母にもつ歌人だそうで、当時の遠く遥かな中国まで心が飛んでいく心地のような秋の寝覚めの快適さを詠んだ歌かと思います。

冬をシーズンとするサッカーやラグビーの全国大会の予選が佳境を迎えていますが、花園へ心が飛んでいくような心地よい朝に支度して、勝利に向かって突き進んで欲しいと切に願います。

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