見出し画像

立秋とお盆と甲子園と

さまざまのあはれをこめて梢吹く風に秋知る深山辺の里
西行「山家集」

毎年のように、まだまだこれからが暑さの本番だろうという時候に立秋を迎えるわけですが、今年も何やら第二弾目の酷暑が到来している先日8月7日が立秋でした。

でお盆休みに入ったところで東海や関東地方に台風が接近している中、昔に比べてあまり見なくなったとはいえお盆休みには必ず見る甲子園も、関西地方は晴れて夏の気候。

九州学院の試合があり、確かヤクルトの村上選手の弟さんが出てるはずだったよなと観ていたところ、どうもお兄さんよりも身長は高い村上選手。
あまり本調子ではなかったようですが今後も期待しています。

と時候や生活の話が長くなりましたが、甲子園も終わる頃にはトンボも飛び始めて秋の気配か、というのも毎年恒例。

まだまだ暑いですが立秋ですので、冒頭の和歌は西行の秋の歌です。

読み取るのにはそれほど難しい歌ではなさそうで、夏が過ぎ秋を知らせてくれる風に夏のさまざまな事柄を思いいたし、秋を迎えている情景を存分に味わっていると同時に、人生の秋に向けての思いも込められているという秋の歌というところでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?