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十三夜

のちの月葡萄に核のくもりかな  夏目成美

解説がなければ全くわかりませんでしたが、「のちの月」というのは陰暦9月の十三夜のことで、今年は明日10月18日なのだそうです。

まさに時期的には相応しい俳句で、大岡信さんの「折々のうた」によると、
「空からはさえた月光が降り、地上には種子のまわりにやや曇りを帯びた果物の粒が・・・。」ということで組み合わせの妙があるとのことです。

自分なりに想像や解釈していること(特に「核のくもり」あたり)がここで言われている内容と合っているというか重なっているかは甚だ疑問で、たぶん夏目さんが詠んでいることとは違うことを想像してしまっているかとは思いますが、まぁそれはそれで良しとしていきます。

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