和歌、ときどき長田弘
生物の中でも必ず死をむかえると認識することを宿命づけられている人間であるがゆえに、永遠というものに憧れながら生きていく。
そして憧れに対し生きていく悲哀を表すため、また悲哀の中で他の人間とともに生きていくために生み出した『言葉』。
そのようにして存在する言葉であるから何でも言えばいいというものではなく、言葉に表現できないくらいの大切なものを大事に生きていくものなのだろう、そしてそういう大切なものを言葉に留めていきたい、
という思いを詩人長田弘さんは語っておられるのかと想像します。
人生というもの、永遠、憧れと悲哀、を人生を通じて掴み取ろうとされ、表現された(であろう)長田さんと、人生とは何かを探り続けていきたいと思いいたすところです。
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