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自分の人生に疲れた時は他人の人生にお邪魔してみる。【オードリー・ヘップバーンの言葉】


ふと、「人生に疲れたな。」と感じる日もありますよね。
そんな時は一度、自分の人生から離れて、他人の人生に没頭してみるのはいかがでしょうか。
他人の人生にお邪魔させてもらうようなつもりで、伝記を読んでみるということです。
「事実は小説より奇なり」というように、他人の人生って面白い。

最近読んで元気をもらえたのがこちら。

厳密には伝記ではないのですが、山口路子さんのこのシリーズは読みやすくて好き。
オードリーの言葉を通して、オードリーの人生や人柄を知ることができる本。


オードリーと聞くと、大昔の朝ドラ「オードリー」を思い出す。。(笑)
あれも主人公の父親がオードリーのファンでしたよね。

脱線しましたが、大女優であるオードリーヘップバーン、知っているつもりが美しいということくらいしか知りませんでした。

時代を超えて世界中を虜にする美しさとチャーミングさ。
さぞ小悪魔チックな性格なのかと思いきや、謙虚で繊細。コンプレックスも多い。そして愛情に飢えた寂しい時代もあった。

あの美貌の持ち主に共感できるところなんてないだろうと思っていましたが、読み進めるうちに、ひたむきに愛を大切にするオードリーの心に胸がギュッと掴まれるような感覚に。


胸に響く言葉がたくさんありますが、特に忘れたくない言葉をひとつだけ。

私たちには生まれたときから愛する力が備わっています。
それは筋肉と同じで、鍛えなくては衰えていってしまうのです。

オードリー・ヘップバーンの言葉 (だいわ文庫)/山口路子


「愛」という漠然とした概念で考えると、日に日に減っていってしまうものと思いがちだけれど、そうではない。
人には「愛する力」があるのだから、それを筋肉のように使っているかぎり「愛」もなくならないんだ。
繰り返す日々のなかで、あぐらをかいて、「愛」は当たり前になってしまいがちだけど、しっかり「愛する力」を鍛え続けなければならない。


他人の人生から大切なことを学び、自分の人生へとそっと戻りたい。
そろそろ、おいとまさせていただきましょう。

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