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初詣に行ってきました〜明治神宮〜

先日初めて明治神宮に行ってきました。
四方を建物に囲まれた原宿駅のすぐ裏にある大きな神社。

明治天皇夫妻が祀られているらしいこの神社は、そこが大都会東京のど真ん中ということを忘れてしまうほど自然豊かで、田舎の山々を綺麗にくり抜いて移動してきたような景色だった。

そういえば、まだ今年の初詣に行ってなかった。

もう2024年も半分を超えてからだいぶ月日が経ってしまっているが、初詣というものは特に期限が決まっていないらしいので、今回がわたしの2024年の初詣となった。

まあ去年の初詣は伊勢神宮だし、多少過ぎてもなんかちょっとどうにかなるやろ。最高峰やし。という舐め腐った考えでいました。すみません。

入り口を抜け、最初の門をくぐると両サイドから立派な木々がお出迎えしてくれた。

ほう、すごい。本当に異空間だった。

だが、伊勢神宮と決定的な違いを見つけてしまった。

所々、木に括り付けられた電球。
和モダンな雰囲気の休憩室。
壮観なほどに積み上げられた日本酒の酒樽たち。
(その反対側にはシンプルなワイン樽も並んでいました)

か、観光客意識が高い!!

なんかもう、「見に来た観光者(主に外国人)たちよ!日本のこういうのが見たかったんでしょう!えいっ!そしてちょっとモダンな感じも加えてみんなが受け入れやすいようにしてますよ!とりゃっ!」
て感じもあって、なんだか空気感が楽しかったです。

伊勢神宮の、あの日本古来からの由緒正しき神社、といった雰囲気に少し新鮮さを足したような「ちょうどいい」雰囲気がありました。

でも伊達に100年以上歴史がある神社ではありません。
参拝をする境内は歴史情緒がある荘厳さがあり、とてもいい雰囲気でした。

ただ、わたしはキャッシュレス派で、つい最近小銭入れを見た時の記憶では1円玉が4枚しか入っていませんでした。

お賽銭が4円なんて明治天皇から「おめえ、いい歳こいて図々しい奴やな!」とキレられても文句は言えません。

ところがお財布を開けると1円玉4枚の他に100円玉が4枚に5円玉に10円玉が2枚もあるではありませんか。
あまりにも嬉しくて勝手な語呂合わせで「十二分にご縁があるように」と意味を込めて17円(10円玉1枚、1円玉2枚、5円玉1枚)を入れました。

賽銭の小銭のルールはよく知らないので許してください。

そして明治神宮を後にし、向かった先はお隣の代々木公園。
ここで友人とシートも敷かずに裸足になって芝生に寝転がり、しばしボーッとしていました。

その数分が数時間のような、ここ半年分の幸せがギュッと凝縮されていたような不思議な感覚になりました。

その時に、まだ今年の福は始まってなかったんだなとセンチメンタルな思いを孕みつつ、今年分の縁や福があと2ヶ月に凝縮されると思うととても追いつけないので、やはり来年からはせめて2月までには初詣に行こうと思いました。

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