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意欲を持って「やりたい」って言っていればやらせてもらえる、「なりたい姿」を叶えられる環境があります!

大手グローバルアパレルブランドの撮影を担当されている 有明撮影グループ 輝本 紗弥音さんにインタビューしました!


2020年 大学4年時にクリエイティブな仕事をしたい!と時給社員としてジーエークロッシングに入社。大学卒業後にそのまま契約社員として働き、今年から正社員登用され、撮影ディレクターとして活躍しています。


GAXのどんなところに興味をもちましたか?


もともと撮影関連やデザインなどクリエイティブ系の職で、全般を見られるディレクターの職を探していました。経験を積めばディレクターの道も、みたいなタイトルがあったので、それを見てディレクターになれたらいいなと思って応募した記憶があります。


入社にあたって不安はありませんでしたか?

ー広告のクリエイティブ職は芸術系の学部を出ていない方は、出身学部で怖じ気づく方も多いかなと感じるのですがいかがでしたか?

すごく感じました。私の就活時期はちょうどコロナウイルスが流行した最初の年だったので、そもそも採用枠がすごく減っていて、その上で私は私立文系4年生大学に通っていたので、デザインとか撮影とかの職に就こうとすると、もう最初からお断りされる、書類選考を通過して一次面接に進んでも、やっぱり採用枠が少ないところに残るのは大変で、未経験歓迎って書いてあっても結局芸大の方に絞られちゃうので、そのコンプレックスというか、まあ立場的に弱いなっていう思いはありました。

ー就活時にはいろんな会社を見られましたか?

他の人に比べたら少ないかもしれないんですけど、ある程度は見たと思います。

ー当社に応募いただいた際に、新卒採用枠ではなく中途採用枠になること、学生の間は時給社員として、その後は契約社員として働いていただくことになるとお話させていただきましたが、そのあたりの不安はなかったですか?

そうですね、不安はそんなに無かったです。事務職や営業職の仕事は私にはできないと思っていたので、新卒のその職で会社に入るぐらいだったら、時給社員でもいいので、やりたい仕事を続けられたらいいのかなって思っていました。



ジーエークローシングに入ってからどんな仕事をしてきましたか?


当時はまだ手作業でやることが多かったので、最初は納品リストを作ったりエクセル業務が主でした。また、個人で写真を撮っていた経験もあったからか、モデル撮影チームのメンバーが撮っていた生地アップ写真をひたすら撮るって仕事も任されました。実際は決められたところにどんどん服を掛けてシャッターを押して、という流れ作業ではあるんですけど、カメラを触るのが好きだったし、入社してすぐにこんな仕事もできるんだと思って楽しくやっていました。
その後は、チーム自体の業務もどんどん増えていったので、私の業務範囲も広がり、先輩と一緒にスタイリング組みに立ち会ったりもしました。引き続きエクセル業務はあったのですが、だんだん撮影現場に近い仕事にも入っていくことができました。

ーエクセル業務って具体的にどんなことをするのですか?

撮影後にレタチャーさんにレタッチをしてもらい、その後はサイト掲載日や販売日が早いものから画像をどんどん整えて納品していくんですけど、納品する画像と一緒に、この画像はこの商品・このカラーですよっていうのが分かるようにするためのリストをエクセルで作成する業務です。

ー契約社員になられてから仕事内容は変わりましたか?

エクセル作業は引き続きやりつつも、プラスαでリーダーや先輩たちと一緒に撮影に入ってサポート業務、撮影現場で自分ができることをやる、みたいな仕事も増えました。
チームの中でも「撮影」と「納品」で大きく二つに分かれて仕事をしていたので、私はどちらかと言うと「撮影」の方に比重を置いてやっていたと思います。

ー撮影のサポート業務は具体的にどんな仕事をするのですか?

何でもします(笑)。『これ取ってきて』って言われたら『はい』って言って走って取りに行くし、ちょっとしたスタッフさんへの指示であれば私から伝えたり、例えば『今日はこの商品を先に撮りたいです』とか『モデルさんはこんな髪型で、途中でヘアチェンジがあります』っていうのを先輩の代わりにスタッフさんたちに伝えたりとか。あとは必要な撮影カットを撮影する直前に精査して「この商品はこのカットを撮って欲しいです』というのを先輩の横にいて伝えて、撮影をスムーズに進行させるように気を配ったりしていました。

ーサポート業務をしていた時代を経て、自分で案件を回せるようになるまでどのくらいの期間がかかりましたか?

一緒に撮影に入り始めてから、『もうできるでしょ』と最初に言われたのは多分半年ちょっとぐらいでした。ただ、大手のお客様でルールも厳しかったので、そのままアシスタントとして半年ぐらいは、できることからやらせてもらっていました。一年が経ったぐらいで、ようやくちゃんと一人立ちしました。

ー一人立ちした後は具体的にどんな仕事をされたのですか?

一人立ちした後はディレクターになったので、まずその撮影で何を撮るのかから始まり、撮影するアイテムをどんな風に撮るのかというのをスタイリング組みの時点でスタイリストさんと相談しながらスタイリングを組んでいき、撮影前に撮影の方向性を決めます。
いざ撮影になったら、ヘアスタイルはどうする、こういう順番で撮っていく、などをスタッフさんに伝え、撮影中はモデルさんにこういう雰囲気で、こんなポージングで、っていうのを伝えます。あと撮影中は服やスタイルの見え方も注意してチェックしていき、その日の撮影を終えます。
撮影が終わったら、レタッチが必要な箇所を確認して進行管理に引き継いでいきます。



今ではディレクション業務をしているということですが、業務をしていく中で壁にぶつかった経験。その壁をどのようにして乗り越えてきたか教えてください。


2つあります。
1つ目はコミュニケーションです。
実はコミュニケーションがすごく苦手だったんです。議論するとかは好きなんですけど、みんなが気持ち良く仕事に取り組めるような伝え方とかいうのがすごく苦手で。
でも撮影現場って皆のモチベーションを上げて楽しくできた方が良いし、多くのスタッフと協力しながら作り上げるので、そのためには仲良くできた方がいいからコミュニケーション能力は絶対あった方が良いと思うんです。ただ苦手だという自覚はあったし、『そういうところはもうちょっと頑張った方がいいよね』っていう風にも言われていたので、常に先輩たちの行動を見て、こういう時はこういう風に言うと現場が和むな、というのをどんどん吸収して、自分からどんどん話しかけたりとか、常に笑顔で元気にいるようにして頑張って、最近はやっと新しく入ってきた人たちにコミュニケーション力がすごいよねって言われるようになりました。
すごい苦手だったし、未だにまだまだだなって思うところは全然あるんですけど。

2つ目は、ファッションの知識です。
服は好きな方だと思うのですが、ブランドに詳しいわけでもないし、カルチャーの歴史というか、こういうアイテムにはこういうスタイリングがオーソドックスでかっこいいよね、などそういうセオリーみたいなところの知識が一切なくて。撮影現場にはそういうことを知っている人がたくさんいるし、その知識を持った上で、こういうポージングやイメージでいくといいよねっていうのをディレクターとして言えるのがベストだと思うんです。
でも知識がなく、難しいなって思いながら、現場ではごまかしごまかしやっていました。
だから、積極的にファッション誌を見たり、気になったワードをすぐに調べたり、もうわからなかったらわからなかったでプロがその場にいるのでスタイリストさんに聞いて教えてもらったり、ちょっとずつ知識を蓄え、撮影にアウトプットしています。克服は未だにできていないのですが、少しずつマシにはなってきたかなって感じです。



ずばりジーエークロッシングの魅力って何だと思いますか?


何でもできるところです!

ーそれは、やりたいと言えばやらせてもらえる環境ってことですか?

そうですね。その人自身の能力ももちろんあるとは思うのですが、基本的には意欲を持ってやりたいって言っていれば、なるべく調整してできるように采配してくれる環境です。
この会社に入ってずっとこの業務をやってるとかは基本的にないので、飽きることもないし、新しい業務にやっと慣れてきたかなというところで『そろそろ新しいことやってみない?』みたいな感じで、常にいろいろ新しいことを吸収してアウトプットできます。
幅広く経験を積めていけるところがとても良いところだと思います。
もちろんコツコツと1つの仕事に取り組みたい、高めていきたいという方はそういった働き方ができているようです。



職場の雰囲気とか、上司や先輩との関係性っていかがですか?


良い関係性が築けていると思います。世に聞くストレスとかは感じません。例えばこんな職場は絶対嫌だなと思う「定時過ぎたけど先輩より先に早く帰るとちょっと気まずい」「休みが取りづらい」「雑談がしづらい」などが一切ないので基本的にはみんな仲が良くて、「帰れる時は早く帰りな」とか「休めるなら休みな」っていう雰囲気です。
上下の関係はあるんですけど、基本的な人間関係というところはフラットな感じでとても居心地がいいなと思います。

ーリーダーと毎月お話をする機会があると聞いているのですが、どんなお話をされるのですか?

『なんか最近どう?』って感じですね。堅苦しい面談とかじゃなくて『今日ちょっと時間ある?』と言われ、最近の業務の諸々とか、困ったこととかを話して、そうだよねーって言って持ち帰ってもらったら、気がついたら解決してるみたいな(笑)。

ー困りごとなどはすぐに解決するって感じなんですか?

何ヶ月もずっとこうなんだけど!っていうのは無いですね。
リーダーが自分の業務をどこまで把握してくれているのかわからないってことは全く無くて、ずっと私が何をやっているのかを見ててくれるし、拾いきれていないところは聞いてくれるし、私もなにか困ったら伝える、という関係を築けています。面談時だけでなく、普段からちょっとぼやきみたいな感じで話したことにも対応してくれたりもします。



これからのキャリアをどう描いていきたいですか?


あまり大きな目標を立てるのは得意じゃないんですけど、「ディレクターになりたい」っていうのは就活の時からずっとあります。
ロケ撮影のディレクター案件なども担当させてもらって、少しずつ近づいてはいるのですが、まだまだだなと思うところもたくさんあるので、自分で『AD(アートディレクター)やってます』って胸張って言えて、ディレクターとして仕事をしていけるようにはなりたいです。
自分で一つそういうことができるっていうのがあれば、その先は広がると思うので、まずそこを目指したいなって思っています。



休みの日についてもお伺いしてもいいですか?

ー休みはきちんと取れていますか?

はい、取れています。
たまに撮影対応で休日出勤はありますが、基本的には土・日曜日は休んでいます。
寝るのが大好きなのでお昼まで寝てダラダラして、ご飯を食べて、日用品を買いに行って、お散歩してって感じです(笑)。ライブに行くのも好きなので知り合いのライブがあったら見に行くこともあります。あとは月一でセルフネイルをしてます。セルフネイルはめちゃくちゃ大変で、そろそろやめたいなーて思いつつ、唯一定期的に続けられていることですね。



最後に、応募を考えている方やこの記事を見てくれた方にメッセージを!


好きなことを仕事にできる環境だし、好きなことをいくらでも頑張れる環境なので、ぜひ興味があって意欲的に頑張りたいという方がいましたらぜひ一緒に働きましょう!


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