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研究者になろうと思った

久しぶりに note 書こうと開いたら、note がわたしに、「こんにちは。午後も頑張りましょう。」って話しかけてくれた。かわいいじゃないの。嬉しい気持ちになりました。ありがとう!note やってないのにこれ読んでる人、何のこと?って思うよな。やのにこの note 読んでくれてるんやろ。うれしい限りです、ほんとに。

ということで、午後も頑張ってね。

これはね、川。

理由ときっかけ

一昨日、友達と電話中に「どうして研究者になろうと思ったの」と聞かれた。その研究をしようと思った理由を聞かれることはよくあるんだけど、「研究者になろうと思ったきっかけ」について聞かれることはあまりなかった。「その研究」をしようと思った理由は正直後付けだし、今でもたまに、その研究をこのわたしがしないといけない理由が分からなくなったりもする(まじで定期的に来る)。でも、研究者になろうと決めた時のことは今でもはっきり覚えてるな。

人が何かを始めるのって、理由ときっかけがあると思うけど、理由ときっかけは、同じようで、違うようで、違うようで、同じようで、うーん、全然違うと思います。

「全然」付けるくらい違うなら、最初っから違うでええねん。

ピント的にこれは植木鉢の中の土の写真ですね。

大学四年生の十一月

大学四年生の十一月、しんどかった。四年のくせに大学の授業はいっぱい残ってるしさ、写真館のバイトも七五三で繁忙期やったし(これまじ記憶飛ぶくらい忙しかったな)、大学院入試の出願は迫ってくるし、寒いのもややし。あとこの時期に、長くお付き合いしてた人ともお別れしたな!もうわたし、負のオーラ出まくってたんやろうなぁ(笑)ごめんね。

今色々書き出してみたら、大学生みんなそんなもんかぁって自分でも少し思ってしまったけど、いやいや、当時わたしは、きっとしんどかったわけでですよ、それを今振り返って「大学生なんてみんなそんなもんやろ」って今基準で考えてしまうのはおかしな話ですよね。

でも人ってほんとに、元気になると、しんどい時にどれくらいしんどかったのかほんまに忘れてるんやな。いや、それがその先に進めてる証拠なんか?

結構好きな県、HIROSHIMA。ローマ字で書いてみたら全体的になんか、「大きい」な。

人の論文の「まとめ」

こんな大学四年生の冬に成し遂げねばならなかったのが卒業論文。人によっては、卒論は卒業要件。これさえ書けば四月から新社会人!みたいな人も多いと思う。ただ、わたしはその時、大学院進学を考えていたし、卒論として書いていたテーマも、これから研究したいことに近かった。だから、なんとしても「良いもの」を書きたかった。

そうやって出来上がったのが、人の論文の「まとめ」。イェーイ。

論文って、簡単に言えば、自分で明らかにしたものを文章にして書くっていうものなんだけど、「じゃあこの卒論で何を明らかにしましたか」って聞かれたら、「わたしが明らかにしたものは、ズバリ、、!ないです!」って答えるしかないんよ(笑)じゃあその3、40ページに何を書いたの?ってなると思うんやけど、うんとね、この人はこう言っています、あの人はこう言っていますっていう、あのー、なんていうんやろ、人の論文のまとめ。(笑)

そんなもんなのよ。だって調査なんてしてないんだから。

チェンマイには、昼はバイク屋さんで、夜は飲み屋さんのお店があるよ。ちなみにこの写真は、茨木にあるお店なんだけど、昼はバイク屋さんで、夜は閉まるよ。どっちもいいよね。

先生に言いに行った

だからわたしは先生に言いに行った。「先生、わたしこれ、自分で明らかにしたこと何もないんですけど!!(ナゼか興奮気味)」

先生、仏様の顔して笑っとったわ(笑)

「まぁ卒論はそんなもんですよ。時間も限られてるし、気になることは院に進学してやりましょう。今はその基礎となる情報を集めるという気持ちで情報収集してみてください。」

このとき、わたしの論文をはやく書きたいって思った。研究内容云々ではなく、その行為にまず魅力を感じた。よく分かってないものを自分の力で明らかにする。文字にする。かっこいい。やりたい。

研究を行う上で気をつけないといけないことはたくさんあるし、「この研究なんでわたしがやるんやろ」はきっと一生の課題なんやろうけど、研究者はかっこいい。

今日もそれだけのはなし!

『バニラ・スカイ』


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