Q.台湾に何か一つだけ持って行くとしたら?A.除湿剤
タイトルの通りです。ヘッダー画像は関係ないです。ヘッダー画像はお気に入りの早餐店です。師大夜市にあります。
台湾留学には除湿剤を持っていけ。本なんか持っていかなくていい。除湿剤を持っていけ。変圧器もいらん。延長コードもいらん。除湿剤を持っていけ。留学じゃなくてもいい。旅行でもいい。駐在でもいい。除湿剤を持っていけ。
台湾は湿気大国だ。私が行ったのは2月だったが体感で半分ぐらいは雨もしくは曇りだった。洗濯物はもちろん乾かない。乾かないどころか乾燥機から出した途端に湿る。そういう国である、台湾。
私の幼馴染は台湾大学の本科生だ。台湾に暮らして四年目。私は台湾留学に行く前、彼女に「何が必要か?」と聞いた。彼女は寸分の間もなく「除湿剤」と答えた。彼女曰く「スーツケースがカビる」という話が普通に闊歩しているらしい。スーツケースがカビではたまらない。物を保管する場所が無くなる。全てがカビる第一歩となってしまう。
私はそれを聞き、日本出国前にドラッグストアでエステーのドライペットクリアを買った。
袋から出し置いておくだけで吸湿してくれる優れものだ。割高ではあるが3人1部屋の共同生活で空間に自由が少ないと言うことを考えると良い選択肢ではある。一ヶ月ほど保つというのも、今回の短期留学の期間に適していた。
適していると思って持って行った、が、適していなかった。足りなかった。
一ヶ月は保つ除湿剤が三週間弱で使用限界を迎えた。台湾の湿気は凄まじかった。
食パンは冷蔵庫に入れないと1.2日でカビるし、ポテチは1時間でシケり、ノートなどの紙類はいつもしっとりしている。お風呂場は換気扇をつけているにも関わらず常に水で濡れている。乾かない。
そんな中で、日本での使用を想定された、使いやすさ重視の除湿剤ではやや力及ばずだった。
これから台湾に行く予定のある人へ。除湿剤は強力な物を持って行くべし。向こうで捨ててくればいいのだから。
もう一度言います。大事なことだから。除湿剤を持っていけ。
また思い出して何かを書くかも知れないけれど、今日はここまで。
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