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信濃路フリーきっぷを利用してムチャな1泊2日旅(1日目)

行ってきました弾丸長野旅。
いろいろあって(後述)文字を書きたい気分になったので珍しく旅を記録に残します。
長くなったので1日目の前編と2日目の後編にわけました。

信濃路フリーきっぷとは

JR東海などで購入することができる企画きっぷです。
私は名古屋駅全線きっぷ販売窓口で購入しました。(30分ほど並びました。)
簡単に内容を説明すると…

  • 各エリア(三河エリア・名古屋市内・岐阜エリア・多治見エリア)から長野各所までの往復「しなの路」きっぷ(指定席)

  • 長野県内に設定されているフリー区間を乗り降り自由なきっぷ

  • 特定のバス路線が乗り放題になる引換

の3つがセットになった企画きっぷです。

通常の往復きっぷと比較しても、価格比較の上でお得ですが、さらに

  • 乗り降りフリー区間

  • バス乗り放題

の恩恵にあずかれるきっぷです。

ちなみに価格比較を提示しておくと…
名古屋→長野(往復)
通常「しなの」利用:¥14,920
信濃路フリーきっぷ:¥13,620
です!

バス乗り放題路線の参考にどうぞ

購入時にもらえるのは…

・ご案内
・「しなの」指定席券(往復)
・名古屋市内→フリー区間の各駅(きっぷ)
・フリー区間の各駅→名古屋市内(きっぷ)
・バスフリー乗車券の”引換券”

以上です!
ちなみに私はこの時点で二日目に使う「あずさ」の指定席券もついでに発券してもらいました。


旅の目的

今回は高校の同級生が舞台に出るということで、「飛行機と雲」(脚本・主演:佐野遥喜)を観に行くことです!
愛知から長野ということで距離もあり、友人を誘うことができず今回は一人旅です^^
ついでにいろいろ観光しようかなぁ…。
卒論したくないし。

旅程概要

一人旅で無茶できるし…ということで頭の悪い(褒め言葉)無茶な旅程を組みました。

一日目

名古屋駅
↓(「しなの」3号)
長野駅
↓(バスフリー乗車券を改札前にある「長野市観光情報センター」で交換)
ホテル(荷物預かり)
↓(徒歩)
長野駅
↓(バス「びんずる号」)
善光寺
↓(参道を観光しながら徒歩移動)
ホテル

観劇

ホテル

二日目

ホテル
↓(徒歩)
長野駅
↓(「しなの」8号と大糸線普通利用)
穂高駅
↓(レンタルサイクル)
安曇野観光

穂高駅
↓(「あずさ」46号)
松本駅
↓(徒歩withスーツケース)
中町通り・なわて通り・松本城・旧開智学校跡碑

松本駅
↓(「しなの」22号)
名古屋駅

これは馬鹿の考えた旅程ですねー。(自分で考えたけど。)
愛知県で例えると、明治村・岡崎城・豊川稲荷を1泊2日で行くようなもの。
京都で例えると、嵐山・清水・伏見を1泊2日で行くようなもの。
馬鹿ですねー。
疲れました。(それはそう。)

善光寺

まず、長野駅改札前にある「長野市観光情報センター」で「バスフリー乗車券」を交換をします。

長野駅から善光寺は徒歩20分程度。バスだと10分程度でしょうか。
行きはバス、帰りは徒歩、にすると効率よく体力を温存したまま楽しめそうです。
今回はそのようにしました。

私の場合は長野駅から徒歩10分程度のところにホテルをとっていたので先に荷物を預けてからの行動です。

ちなみにホテルは「ホテルナガノアベニュー」さんです!
ジルスチュアートのバスセットと、足ひんやりシート、ホットアイマスクが付いたプランです!
また、部屋タイプにもよるのでしょうが、美容ヘッドシャワーが備え付けられており、スチーマーも貸し出しがありました!
これで一万円未満の宿泊ですからお得感満載です。

バス「びんづる号」は10分程度の感覚で運行されているようで、時刻表を見ずとも利用することができました!

善光寺大門」までバスを使い…そこからはのんびり歩きながら本堂まで向かいます。
もっと手前から参道は存在していますが、観光客をターゲットとしたお店は「善光寺大門」あたりからグッと多くなります。

寺内町に入ると人が多く、また本堂は撮影禁止だったため写真を撮れていないのですが…以下からは言葉にて伝えさせていただきます!

寺内町ではお土産屋さんや"おやき"屋さんなどが軒を連ねていました。
御朱印帳販売やお守り授与所も複数あります。

本堂では濃密な宗教体験ができました。
参詣することはもちろん、戒壇巡りもしました。
チケットを買い有料ゾーンに入場し…
お賽銭で浄財をしご本尊さまにお焼香…そして戒壇巡りです。

戒壇巡りを知識的に説明することは難しいので実際に体験したことのみをレポートさせていただきます。

スタートは階段から。(戒壇だけに。)
急な階段を降りた先には暗闇が…。階段手前で「光が出るものの使用は禁止(意訳)」との説明書きを見ているため、明かりを自分で付けることも叶いません。
壁に手をつけて探りながら歩くと(かなり歩かされます)急に金属のガチャガチャが。
おそらく錠前だと思います。
この錠前あの世に通じてるとか何とか…。
それを手でさわって確認してまた歩くとゴールです。
階段がありそれを登ると元の世界です。
あまりにも暗いので前後を歩いていたオバチャンお姉様方はキャーキャー言われておりました。
特に後ろを歩いていたお姉様は足が悪く、目もよろしくなかったようで
、かなり難儀をされていました。
お連れの方もいらっしゃらず、仏様の下ですので、手を引いて一緒に歩かさせていただきました。
戒壇巡りは、入る前に自分の状態を確認したり、連れと一緒に入るなど事前の準備が必要ですね。

そして戒壇巡りが終わると御朱印授与の方が座っていらっしゃりました。
御朱印をいただき、靴を履く場所には「地獄の鏡」が。
真実を映すという鏡を覗き込んで本堂は終了です。

有料ゾーンと共有のチケットで善光寺資料館にも入れるようですが、チケットがどこかに行ってしまったうえに、時間もなかったので本堂だけで私は終わりました。

とは言え悔しいので写真だけ…善光寺資料館

そしてホテルに徒歩で戻りながら、お守りを頂いたり、来たる年末に備えて蕎麦を買ったり…。
ちなみにお昼ご飯もこのタイミングで食べました。
竹風堂さんの栗おこわです。
めっっっちゃ美味しかった。

竹風堂さん栗おこわ(山里定食普通盛り)

そんなこんなでホテルまで徒歩で戻ると15時過ぎになっていました。
光陰矢のごとし!?
善光寺をしっかり見て回るならついでではなく一日かける必要がありますね。
また日を改めていつか再チャレンジしたいです。

公演「飛行機と雲」

チェックインを済ませて荷物を解いたら舞台「飛行機と雲」へ。
office千火堂様主催(@イベントホールtwo-five様)の舞台です。

私は2回目夜の部を観に行きました。
とてもすばらしい舞台でした。
公演直後に書き殴ったメモがありますので、そちらを引用させていただきます。直後ですので大変粗い内容となっておりますがご容赦を…笑。
(長いので飛ばしていただいて大丈夫です。)

キャストさん方、素晴らしい演技力でした👏
場面の一つ一つで空気の軽重が変わり、場面を演技力で操っていることを肌で感じました。
空襲のシーンや、暴力のシーンなど刺激的なシーンもありましたが、演技力が凄まじいので恐怖を感じる場面も…。

シナリオに関しては、「強さ」や「命」といったテーマが伝わってくる構成となっていました。設定したテーマを第三者に伝えることは、かなり難しく、それをしっかりと伝えてくる説得力は今作の魅力のうちの1つであることは間違いないと思います。

対比や共通点などのポイントをたくみに使うことでメリハリのある起承転結が生み出されていました。

場面転換もスムーズで、大きく場面が変わるところがあるにも関わらず違和感を感じませんでした。セットがほぼ変わらないのに場面を明確に伝えて変えていくシナリオ構成はあっぱれです。

また個人的には憲一(お父さん)のキャラがなかなか好きで、舞台上に憲一(お父さん)がいるとついつい目で追ってしまっていました。笑

私自身、高校時代に舞台の音響照明関係に携わっていた関係で「飛行機と雲」でも音響照明にも気が行きました。
これをもし自分が担当しろって言われたら難しいし緊張するなぁ…と思いながら見ていました。
あれだけの転換を担当する音響照明さんは凄腕ですね👏教えを乞いたいぐらいです。

「飛行機と雲」観劇直後の殴り書き

脚本・主演は佐野遥喜さん
主演でありながら脚本も担当されたとのこと。
私自身作り手として、何かを生み出すことの難しさは痛感しています。
ですので、両輪の強さを持つ佐野さんは本当に凄いと思います。



ということで以上が1日目です。
これも旅から帰ってきてすぐに書き殴っているので後々修正が入るかと思います。
また、善光寺や「飛行機と雲」に関してもそれぞれ個別で感想を書くかもしれません。そっと知らないうちに感想へのリンクがこのページの中に貼られてるかも…笑。
長文乱文でしたが、ここまでお読みくださりありがとうございます。
それではいったんここで、ごめんくださいまし。


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