見出し画像

病気とわたし

1996年7月2日、おやつの時間。大好きなお母ちゃんの股からポコんと出てきたのは酒をエネルギーに生きる人間と魑魅魍魎のキメラことワタシ。オギャーーーーーでございます。夏に希望に満ち溢れて生まれてきた、パパがなっちゃんと呼びたいというあまりにも安易な理由で『夏希』と名づけられた。ちなみに兄がいるが、名は達也。お母ちゃんはタッチが好きで、和也だと死んじゃうし、濁点をつけたくなかったらしい。ワタシ南がよかったな。浅倉さんと結婚したかったな。てか名づけ適当すぎるよ。気に入ってるけどね、ありがとう。

本題に戻るが、今では考えられないことだがミルクも飲まない、今でもたまにあるが泣き止まない、何だかこいつおかしいぞ???とそのままでっけえ病院にぶち込まれた。するとどうだ、心臓と副腎がヤバい。詳しく言うと…

神経芽細胞腫

神経芽腫は主として副腎に発生しますが、約6割の子どもたちは診断時に骨や肝臓、皮膚、骨髄などに遠隔転移があり、再発せずに5年間生存できるのは40%程度と予後が悪い疾患です。

動脈管開存症

動脈管開存症は、出生後に動脈管が自然閉鎖しない病気です。血管が開いたままになると、動脈管を経由して大動脈と肺動脈の間に血液の短絡が起こります。 多くの場合、大動脈から肺動脈へのシャントが発生し、肺血流が増加し心臓の負担が増え、産まれた直後から体重が増加しない、呼吸の回数が多いなどの症状が現れます。

てえへんだてえへんだ!!!!!!!予定日通りに産まれたが一向にミルクを飲まず、みるうちに痩せこけ、あれよあれよと手術をうけた。お腹と脇に手術跡がある。知ってる人はしっている。知らない人は見せてあげる♡

ワタシがデブなのは抜きにして、ビキニは着れない人生なのだ。せっかく夏生まれの女、小麦色の肌、やりらふぃーに浜辺でナンパされたかった。そしてワンナイトカーニバル…WOW…

神の手により死にかけていたところを助けられた。長いこと入院し、それからは小学校に上がると半年に一回。中学生から高校生は年に一回どでかい病院に顔を出していた。5年生存率は余裕にこえ、豊かな田舎ですくすくと甘やかされて育った。黒岩先生、ありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?