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モッコウバラのこと(どんな状況でもしなやかな花)

やっとやっと、モッコウバラのフラワーリースが完成しました。

カスタードクリームのような淡い黄色と
清楚な印象の純白の、ふたつのリース。

自宅に黄色のモッコウバラがあるので
制作時にはそこから少し摘んできて
眺めながら形にしました。


満開も素晴らしいけれど
つぼみがある花には物語が生まれる気がします。

つぼみを見ていると、
この花には“これから咲く”という可能性があるのだ、と未来や希望を感じられるのです。
こういう含みに美しさを感じてしまいます。


あえて満開にさせない美学って言ったらおおげさかな?(笑)

現在私が遅蒔きながらトリコになっている、赤毛のアン。
つぼみに関するこの持論、
アンもきっと共感してくれると思う!





モッコウバラはエクステリアによく使用される花。
フェンスに絡ませたり、アーチ状にしたり、
誘引した方へと素直に伸びていきますが
その様子は決して窮屈そうでなく、
葉をひょいっと広げながら
置かれた状況でのびのびと咲いているように見えるのです。(見習いたい!)

長い外出自粛期間が続いているから
よりそう感じたのかもしれませんが、
この制作時にモッコウバラから
『柔軟性』『しなやかさ』というメッセージをもらったような気がしています。

ひとつの作品を完成させるまでの間、
その花に想いを巡らせていると
勝手に感動したり、はっと気付かされたりしたりします。


ただ自分が受け取りたいように受け取っているだけと言えるかもしれないけど、
その感覚は、その時の自分にとっての正解◎ということにしたいと思いまーす☆

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