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追憶:ShortNoteー①

ご無沙汰しております。Tです。
前回の記事から約8ヶ月が過ぎてしまいました……。

その間、幾度となくHSPを掘り下げた内容を更新しようと思っていたのですがなかなか気乗りせず(とにかく疲れていました)、ようやっとこうしてPCの前に座ることができました。

そして今回はタイトルにある通り、HSPのことではなく2022年6月15日(水)にサービスが終了するShortNoteについての記事です。

ShortNoteのことを知らない方のために説明すると、「ShortNote」というエッセイ投稿サービスがありまして……

・ShortNote


昔、ここに詩みたいなものを何個か書いていたんです。
サービス終了に伴いお知らせメールが来たのをきっかけにその存在を思い出したので、もう見れなくなるのももったいないなーと思って1個ずつこっちに移すことにしました。

6年前ぐらいに前に書いたものなので普通に恥ずかしい!(笑)
ま、これも自分を形成しているものの一部なので受け入れます……(笑)

もし気に入ったらぽちっとスキを押してやってください。
6年前の自分が報われます。


帰りたい場所に還る
ただそれだけなのに難しく感じられてしまうのはどうしてなんだろう
行き先もないままにふらふらと歩き
たどり着いた先は見知らぬ土地なのに
ここで根を張れと言われても中々出来ない
なぜなら還る場所はここじゃない
どこなのかと尋ねられても「わかりません」としか返せない
ああ、そうか、君もそうなんだね
君も僕と同じく迷子なんだね
仲間がいてくれるのは心強いなあと
陽だまりのように笑ってくれたよね
あれから探してはいるんだけれども
どうやらすごく遠いところにあるみたいで
歩いても歩いてもよくわからないんだ
時には歩かないで走ってみたり
スキップしてみたりしたこともあった
もしかしたらここかも、なんて期待を抱いたところもあった
でも全部違くてね、そう、違うんだよ
わかるでしょ?この気持ち
この世界では還る場所なんてないのかな
ないのなら僕はどこから来たのかしら
頭を捻っても首を傾げても答えが出るはずもなく
だって答えが出たら苦労する必要ないもんね
だから僕は今日もこの足で地を踏むよ
その音を聞いて次の行き先を決めるよ
そういえば最近虹を見ていないんだ
虹の先にある街の地を踏んでみたいな
君もそう思うでしょ?
それが叶ったなら共にワルツを踊ろう
音に身を委ねて楽しく回ろう
嫌なことなんて全部蓋をして鍵をかけてしまおう
その鍵は見つからないぐらい遠くに投げてしまえばいいのさ
そうか、そうだね、もしかしたらその願いが叶った場所が
僕の還りたい場所なのかもしれないね

/還る(僕の希望的観測)


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