編集部の日常@TABETAI

若者がつくる、一次産業アイディアBOOK「NIPPON TABERU TIMES」の編…

編集部の日常@TABETAI

若者がつくる、一次産業アイディアBOOK「NIPPON TABERU TIMES」の編集メンバーアカウント。記事の裏側や編集部の食・一次産業への向き合い方などを綴ります! 運営サイト→https://note.com/taberutimes/

マガジン

  • コロナの向こう側へ

    私たちTABETAIは全国各地の生産者の皆さんに、たくさんお世話になってきました。しかし、私たちの知り合いの生産者さんの中にも新型コロナウイルス感染拡大により影響を受けている方が、少なからずいらっしゃいます。今、生産者の皆さんの身に何が起きているのだろう?編集部員がコロナ禍の農林業のリアルに迫ります。

  • TABETAI編集部の休日

    一次産業の現場におもむき、日々食への探究心を持って生活するTABETAI編集部のプライベートをご紹介!面白い休日の過ごし方に出会えるかも?

最近の記事

飯豊と高円寺、ふたつのまちをつなぐ場所―山形県飯豊町アンテナショップIIDE

高円寺駅を出てすぐにある、大きなアーチが目印の高円寺純情商店街。『山形県飯豊町アンテナショップ IIDE(いいで)』は、個性豊かなお店が並ぶその一角にあります。 アンテナショップといわれると、地方の特産品が所狭しと並んでいる……というイメージかもしれませんが、IIDEの主力商品は、“おにぎり”。 店内のショーウィンドウには、飯豊町(いいでまち)で採れたお米「つや姫」を使った、様々な種類のおにぎりが並びます。 どうして高円寺で、山形県飯豊町のアンテナショップがおにぎりを?

    • 【TABERU TIMESな日々】マタギの人付き合いは、『星の王子さま』のそれと似ている

      マタギの人付き合いは、『星の王子さま』のそれと似ている。 星から地球に降り立った王子さまは、一匹のキツネに出会う。「ぼくと遊ぼう」と声をかけるが、キツネは「きみとは遊べない なついていないから」と答える。 「なつく」とは何か。それは、現代社会で忘れられた“絆を結ぶこと”だ。 文:森山健太 ぼくらが初めて、山形県小国町の五味沢集落のマタギのみなさんに山に連れて行ってもらったのは、秋だった。 薪を拾い、山小屋に積んだ。冬になると、腰の高さほどの雪を6時間ひたすら漕ぎわけ山

      • 【TABERU TIMESな日々】”違い”を作るのは何のため?一次産業と出会い、気付いたこと

        山形県の小国町を訪問した。 神奈川県の住宅街で生まれ育った私。実は山形はおろか東北に足を踏み入れたのはこれが初めて。そして生産者さんに会って話を聞くという経験も生まれて初めてだった。 私の中で、農業などの一次産業はイメージの世界でしかなかった。それまでのイメージをざっくりと言うと「のどか」「ゆったり」というもの。詳しくはよく知らないけど、大自然の中で農業、きっと豊かな暮らしなんだろう! そのイメージは半分は正解、半分は大間違いだった。 〈書き手〉 山村佳菜恵 私が

        • 『タイ料理×青パパイヤ』が生み出す新しいウェーブ

          こんにちは。 最近カレーにパクチーを入れることにハマっている、 NIPPON TABERU TIMES学生編集部のますだです。 皆さん、タイ料理といったら何が思い付きますか? 「フォーかな……?」 残念。それはベトナム料理です。 有名なのは、「ガパオライス」「トムヤムクン」ですね。 続いて皆さん、青パパイヤといったら何が思い付きますか? 「南国の果物だという事は知ってるけど……」 はい、それは間違いではありませんが、普段皆さんが知っている果物のパパイヤは熟した青パ

        飯豊と高円寺、ふたつのまちをつなぐ場所―山形県飯豊町アンテナショップIIDE

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        • コロナの向こう側へ
          6本
        • 編集後記
          1本
        • TABETAI編集部の休日
          2本

        記事

          BBQの主役はシイタケです~TABETAI流BBQの極意は、生産者さん直送の食材にあり!~

          夏の暑さはどこへやら。 最近は急に涼しくなって、夏の終わりを感じますね。 いよいよ「平成最後の夏」という特別な時間ともお別れのようです。 そこで今回は、そんな「平成最後の夏」を締めくくるにふさわしい、とっておきのイベントがあったので、そちらを楽しくレポートしていきたいと思います。 その名も「TABETAI流BBQ」。 「なーんだ。BBQか」と思ったそこのあなた! 「TABETAI流BBQ」はただのBBQとは違うんです。 何が違うかって?今からその極意をみっちりご

          BBQの主役はシイタケです~TABETAI流BBQの極意は、生産者さん直送の食材にあり!~

          人が集まる限界集落~演劇の聖地、利賀村での暮らし【牛島ゼミ・トガプロ寄稿記事】

          「人口は少ないけど人が集まる」「限界集落なのに活気がある」「極寒だけど温かい」そんな、一見矛盾だらけの村を訪れた。 写真は毎年5月に行われ、100年以上の歴史を持つ春祭りの様子。村の地区ごとに姿の違う「獅子」が村を練り歩き、村外からも多くの人が集う。 富山県南砺市にある利賀村。富山市内から車で1時間、山々と川に囲まれた自然豊かなこの村の人口は500人にも満たない。冬には一面雪景色となり、極寒の地に様変わりしてしまう辺境の地でありながら、豊富な水資源を生かして美味しい作物を

          人が集まる限界集落~演劇の聖地、利賀村での暮らし【牛島ゼミ・トガプロ寄稿記事】

          【コロナの向こう側へ】農×教育 今こそ輝く「いなか」での学び〜後編〜

          今回取材するのは、高校生向けの農村体験プログラム「いなか塾」を営む奥出順一さん。 いなか塾とは奥出さんが通信制高校と提携して行う農村体験教育プログラム。生徒たちは4泊5日を京都や岡山の小さな集落で過ごします。 前編では、奥出さんの生徒たちへの想いについてお聞きしました。後編では、豊かな自然環境の中で生活する奥出さんの食事に対する向き合い方、そして人生の目標についてお聞きします。  奥出さん:「衣食住の中で一番大切なことです。はるか昔、人間が狩猟採集民だった頃は猿やゴリラ

          【コロナの向こう側へ】農×教育 今こそ輝く「いなか」での学び〜後編〜

          【コロナの向こう側へ】農×教育 今こそ輝く「いなか」での学び〜前編〜

          今回取材するのは、高校生向けの農村体験プログラム「いなか塾」を営む奥出一順さん。 いなか塾とは奥出さんが通信制高校と提携して行う農村体験型教育プログラム。生徒たちは4泊5日を京都や岡山の小さな集落で過ごします。 私は、去年の夏にボランティアスタッフとしてこの活動に参加しました。 いなか塾では生活に必要な全ての作業を自分たちで行います。 田植えを始めとする農作業、食事の準備、薪割り、火起こし……。 それは言わば、人間主体の社会である都会の生活から、自然主体の社会に飛び込む

          【コロナの向こう側へ】農×教育 今こそ輝く「いなか」での学び〜前編〜

          【コロナの向こう側へ】変わらない日常と、そこで見つけた小さな幸せ

          今回取材するのは、富山県黒部市の専業米農家「濱田ファーム」です。 濱田ファームは、代表の濱田智和さんと、奥様の濱田律子さんが、米作りから直売までを自らの手で行っています。 “専業米農家” “米作りから直売までを自らの手で” これって実は珍しいことなんです。 私も今まで「お米だけではやっていけない」という農家さんの声をよく耳にしてきました。 しかし、日本人の主食である米にこだわりたい、専念したい!という思いから、お米だけを、しかもほぼ全て智和さんが手塩にかけて作っていま

          【コロナの向こう側へ】変わらない日常と、そこで見つけた小さな幸せ

          【コロナの向こう側へ】コロナで見直されるJAと直売所の役割

           今回のテーマは「JA」と「直売所」。コロナ禍でローカル経済の重要性が見直される中で、農家を支えるJAと直売所が果たす役割について改めて見直してみたいと思います。 聞き手である山本は、「早稲田大学農業サークルこだま」の一員として、JA埼玉ひびきのと協力し、農産物直売所の活性化に取り組んできました。  今回取材するのは、JA埼玉ひびきの(埼玉県本庄市と児玉郡3町を管轄)常務理事の五十嵐雅樹さんです。  聞き手:山本遼 首都圏に発信する直売所・アグリパーク上里五十嵐さん:「な

          【コロナの向こう側へ】コロナで見直されるJAと直売所の役割

          一次産業を一緒に盛り上げていく長期インターン生募集中!!

          若者が届ける一次産業のPR会社として、オンライン・オフラインMIXの事業を展開している 「NIPPON TABERU TIMES(通称TABETAI)」では、一緒に活動してくれるインターン生を募集します! 活動内容や募集要項を読んでいただき、興味を持った方はお申し込みください。申し込みフォームは、最後に記載してます! 【事業紹介】 NIPPON TABERU TIMESについて 合同会社NIPPON TABERU TIMES(略称:TABETAI)は、若者が届ける一次産

          一次産業を一緒に盛り上げていく長期インターン生募集中!!

          【新メンバー募集中】TABETAI編集部メンバー自己紹介!

          NIPPON TABERU TIMESの土屋です! 現在NIPPON TABERU TIMESは、生産現場へ足を運び、生産者さんのインタビューをして、記事を書いている編集部メンバーが運営しています。 「どんなメンバーがいるの?」 「メンバーはどんな経緯で活動を始めたの?」 など、よく聞いていただく疑問への答えを、生産者さん、そして読者の皆さんへ伝えたい!と思いこの記事を書きました。 1人ひとり、編集部に参加した背景や、持っている興味も違います。 あなたの感性に近しいメン

          【新メンバー募集中】TABETAI編集部メンバー自己紹介!

          【取材レポート】本当の食とは?生産者が教えてくれたこと

          TABETAIの編集部員になって初めて先輩たちと山形県小国町に行ってきました。景色が綺麗で食べ物も美味しく、心も身体も満たされ、個性豊かな生産者に出会うことができた濃密な小国町での出来事をレポートします。 〈書き手〉山村奏 いざ、小国町へ!小国町に行って初めて漁師以外の生産者さんにお会いしました。 というのも私は北海道の山と日本海に面した小さな村で育ち、父は漁業を営んでいます。定置網漁、飯寿司や鮭とばを作る加工業、さらに最近ではホタテの養殖も始めました。 私の父はこういっ

          【取材レポート】本当の食とは?生産者が教えてくれたこと

          【コロナの向こう側へ】艶子さんのウルルン滞在記はまだまだ続く!?

          私たちTABETAIは全国各地の生産者の皆さんに、たくさんお世話になってきました。しかし、私たちの知り合いの生産者さんの中にも新型コロナウイルス感染拡大により影響を受けている方が、少なからずいるかと思います。今、生産者の皆さんの身に何が起きているのだろう? ~コロナ禍を通して気づいたこと~ 今回は、山梨県上野原市「みつばち農場」の吉野艶子(よしの つやこ)さんの世界観に迫ります! 聞き手:和仁奈緒子 艶子さん: そうそう!(笑) 初めましてなのに、農業についてゲストハ

          【コロナの向こう側へ】艶子さんのウルルン滞在記はまだまだ続く!?

          『他の地域を気にしない』これからの街づくりで大切な事とは?

          茨城県古河市 活動レポート こんにちは、NIPPON TABERU TIMESのますだです。 茨城県古河市で2017年11月から2018年2月までの4か月間活動をしてきました。 活動を通じて、地方に住む人たちが『絶対にやってはいけないこと』があるということに気づきました。 それは、『ほかの街と比較すること』です。 具体的にはどういうことなのか、なぜそう思ったのか、活動レポートと合わせて書いていきます。 1. はじめに『なぜ私たちは古河市を選んだのか』『ふるさと難民の故郷を

          『他の地域を気にしない』これからの街づくりで大切な事とは?

          【新メンバー募集中】TABETAI運営メンバー自己紹介!

          NIPPON TABERU TIMESの土屋です! NIPPON TABERU TIMESは社会人とインターンの学生で運営しているのですが、 「どんなメンバーがいるの?」 「メンバーはどんな経緯で活動を始めたの?」 などとよく聞いていただきます! そんな疑問への答えを、農家さんや漁師さん、そして読者の皆さんへ伝えたい! 1人1人、参加した背景や、興味も違います。 あなたの感性に近しいメンバーも、もしかしたらいるかもしれません。 NIPPON TABERU TIMESで

          【新メンバー募集中】TABETAI運営メンバー自己紹介!