見出し画像

大人になった今だからこそ、見たい!映画ドラえもん「のび太の新恐竜」

はい、BIGHIGHです!

♪こんなこといいな、できたらいいな、あんな夢こんな夢いっぱいあるけど…♪みんなみんなみんな叶えてくれる、不思議なポッケで叶えてくれる…

別の記事で書かせていただきましたが、

こどもの夢をかなえる!ベランダ砂場をつくろう。で砂場をつくったり、
先日、メダカのアクアリウムを設置したボクに、4歳の娘が、

「パパ、なんでもかなえてくれるよね、ありがとう」

と言った。

もう40歳を過ぎたボクは、娘にとっては、
♪みんな叶えてくれる…ドラえもんらしい。

社会人になって、現実というか、自分の限界のようなものを見えるようになって、不思議なポッケのことを考えるのは単なる現実逃避ような気がして、なんとなく疎遠になったドラえもん。

大山のぶ代さんがご病気を公表される前(噂は聞いていたものの)出演をお願いし体調を理由にやんわりと断られた時、一緒の仕事をしていた友達が転職をしてドラえもんの仕事をするといった時、大人の内部の話をいろいろ聞いてしまった時、アニメ版ドラえもんの作曲をされている沢田先生と一緒にお酒を飲む機会がお仕事でできた時、

ドラえもんに抱いたあのドキドキ・ワクワクした気持ちは、逆に妙にリアルになってしまった。

夢ではなく、リアル。

でも、
子どもができて、ちょっとずつ、戻ってきた。

車のなかですりきれるほどDVDを見ていた娘が、映画が見たいといった。

『のび太の新恐竜』だ。

「新?恐竜??」

映画版ドラえもん第1作『のび太の恐竜』は40年前、その当時フタバスズキリュウという恐竜の化石が初めて日本で見つかり、藤子・F・不二雄先生は「日本にも恐竜がいたんだ」という驚きをもとに『ドラえもん のび太の恐竜』を描かれた。

ドラえもんは、今年で誕生50年。映画は40作目ってことらしい。

で、恐竜の定説も変わってきていることを踏まえながら、ヒットメーカー川村元気さんが初めて脚本を書いた…らしい。

少し気合いが入っている感じ。

何より、ああ、懐かしいな…

映画館でのはじめては4歳くらいかな。

もしも魔法が使えたら…の「魔界大冒険」はラストにちょっとしずかちゃんのスカートがめくれるのが妙にウイットに富んでいて幼い僕にはなんだかおしゃれに感じた。

「海底鬼岩城」では、しずかちゃんとバギーが心を通わせ、涙なしでは見られなかった。

娘の願いをまた叶えるなんてドラえもんだなと思いながら、映画を予約した。

内容は見てほしいから、細かくは書きません。ネタバレはなし!

予告だけ。

結論から言えば、ボクにとっては素晴らしい経験になりました。

ドラえもんの道具は夢があるし、
のび太はドジで間抜けな優しいおとこのこだし、
しずかちゃんはのび太をそっと後押ししてくれるし、
スネ夫のウンチクは健在だし、
映画のジャイアンはちょっとイイやつ。

変わらない。

でも、変わったこと。

映像の進化にもびっくりしたし、
ミスチルが使われていることにもおおーって思ったし、
懐かしいオマージュもたくさんあったり、
恐竜についての解釈なんかも…

何より、横には、そのドラえもんに見入る映像に照らされた娘と妻がいた。

4歳のころ、母とドラえもんを見ていた自分と、

今の自分、妻と娘、

変わらない安心感と変わらないから感じる懐かしさ、
そしてここにある今を重ね合わせて色々な感情がこみ上げてきた。

目、びしょびしょだった。笑

ソーシャルディスタンスで間隔をあけて座っていたよかった。。。

40年の歴史がある映画ドラえもん。

娘も、将来、いつかこうして自分の子供と見てくれることがあればいいな…その時にボクや妻のことを思い出してくれればいいな…

そう思ったとき、気づいた。

娘はボクをドラえもんのように言うけれど、ボクにとっての、わくわくやドキドキをかなえてくれるドラえもんは、娘なのかもなあということに。

その夜、お風呂に一緒に入り「お背中流してあげるね」といきなり言った娘。なんでと聞くと「いつもお仕事で疲れてるでしょ」と。そしてお風呂を上がって着替えている時、「わたしパパのお嫁さんになるね、ママと一緒に」とパパ嬉しくなるコンボを決めてきた。

ずっと一緒にいれたらいいな。

あんなことこんなこと、できたらいいな。

かなわない夢。そう知っていても、ボクは、ドキドキ、ワクワクしてしまう。その言葉だけで、本当にうれしくなってしまう。もう、それだけで十分だ。

ドラえもんで感情的になったのか、また涙がでてしまった。

あれもできない、これも無理だではなく、
あんなこといいな、できたらいいなって

そうやって前向きに、ポジティブに生きていけたら、いいなと思う。

自分だけのためでなく、誰かに寄り添って、誰かのために。前向きな言葉だけでも、勇気づけられたり、救われる人はいるのだと思います。

『のび太と新恐竜』、もしあなたが大人で、ドラえもんに触れたことがあるなら、きっと楽しめる要素が満載。脚本を手掛ける川村さんと同世代30代後半から40代なら、きっと、なおさら。やさワ

未来のために頑張るのび太たちをみて、現実世界のこどもたちのために、僕たち大人が頑張らないといけないなと思いました。

子どもはもちろんのこと、大人にこそ、オススメです!

ロジックや整合性や物語のつじつま…難しいことは考えず、ただ目の前のドラえもんに、できれば没頭してください!笑

そして、あの続編も、みる!(BIGHIGH)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?