ジャンプシュートを試合で決める#1 [バスケの練習を変える]
ジャンプシュートをもっと決めたいと思っている方、熱心に練習している方にとって、練習する際の核心が掴める内容です!
バスケットで一番大切なことは何か?
私は「ジャンプシュート」を選びます。
なぜなら、勝利に最も影響度が高いプレーだからです。
バスケットの目的は相手よりも多く得点することです。
よって、得点することが最優先であり、シュートが最も価値のあるプレーです。
また、シュートの形には様々ありますが、試合中に最も試投されているシュートはジュンプシュートです。
そのジャンプシュートによる得点確率を上げることは、バスケットにおいて勝利への直結を意味します。
何より、ジャンプシュートが入るとバスケットがもっともっと楽しくなります!
上達の大原則
では、どうやってジャンプシュートを上達させるのかを考えていきます。
評価するモノサシを持つ
環境を変えて癖にする
評価するモノサシを持つ
まずは自分の現状チェックからです。
そのためには、自分が打ったシュートがどうだったかを判断する基準を明らかにすることが必要です。
今の点数がきちんと分かれば、どう改善すべきかを考える材料が得られます。
要するに、良いシュートとは何か?について「自分なりの答えを持っておく」ということです。
おすすめのモノサシをご紹介します。
試合でジャンプシュートを決める選手のシューティングを研究したところ、3つの共通点を発見しました。
アーチが高い
まっすぐ飛んでいる
リリースまで速い
もちろん、モノサシはこれ以外でもOKです。
自分なりに、良いシュートとは?の答えを見つけてみてください。
そして、自分のジャンプシュートをチェックしてみてください。
動画で撮影して振り返るのがおすすめです。
自分の頭の中のイメージと違ったな・・・という部分が出てくると思います。
誰しも、頭の中では完成されたシュートを打っていますが、実際の身体は追いつけていない部分があるのです。
その差が自分で分かるというのが非常に大事です。
分からないと、改善しようという気にもなりません。
分かれば、練習する理由ができ、意欲が湧いてきます。
環境を変えて癖にする
改善したい部分が見つかったら、次は「環境を変えて癖にする」ステップです。
ここでのポイントはリングを使わないことです。
なぜなら、リングを狙うとシュートの成否が気になり、シュートを成功させようといつも通りのシュートをしてしまうからです。
どう意識を変えても、いつも通りの環境ではいつもの癖で打ってしまいがちなのです。
よって、環境を変えてあげることが必要です。
例えば、アーチを高くするのが目的であれば、体育館の壁などの目印を作って、アーチだけを意識してください。
シュートの成否が気にならない環境を作り上げ、アーチの高低のみをチェックしていくのです。
そして、高いアーチの時の動きを繰り返し、身体に染み込ませます。
シュートを狙うときは大体この位の高さ•••という基準を変え、新しい基準で狙うのが癖になるくらいまで繰り返してください。
もちろん、最終的にはリングに向かって練習することになるのですが、その時には「アーチを意識せずとも、自然とアーチが高くなっている」状況を目指すのです。
ここも動画撮影での振り返りがおすすめです。
自分の頭の中のイメージと現実との差を明らかにして、それを埋めていくことが大事です。
意識するのは1つだけ
シュート中に意識することは何か?という論点がありますよね。
「スウィッシュで決めること」
これだけです。
逆に、シュートモーションでこれ以外を考えていたら、集中できていない証拠です。
まず、シュートを打つ際に意識できることなんてたかが知れています。
あれこれ考えていたら身体はぎこちなくなってしまい、スムーズなシュートは打てません。
よって、意識するのは1つだけであるのがおすすめです。
次に、なぜスウィッシュなのか?についてですが、確率を上げるためです。
リングの直径はボールの約2倍の大きさです。
ボールがリングに触れずに通過することが狙ってできるようになれば、多少ズレたとしても入る計算になります。
また、こちらの動画(eHoops / イーフープス)もご覧ください。
NBA選手で名シューターと呼ばれるような人たちがインタビューで何を意識しているかを問われると、
「ただシュートを決めることだけ」のように答えています。
まとめ
❶シュートの振り返りは「3つのモノサシ」で評価
❷改善点が見つかったら「環境を変えて癖になる」まで反復
❸シュートする時の意識は「スウィッシュ」のみ
次回は具体的な練習方法、効果的なドリル等について考えていきたいと思います。
最後に、ここまで読んでくださり本当にありがとうございます!
もし面白いと思っていただけましたら「スキ」を是非お願いいたします。
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反応が多いと活動の励みになります。
★★★考察予定の内容★★★
バスケットボールで勝つには?
指導者の役割を考える
ジャンプシュート編
ドライブ編
メンタル編
ディフェンス編
フィジカル編
チームビルディング編
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