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【ピルスル】アイスランド、町いちばんのホットドッグ

ホットドッグ(英語: hot dog)は、ソーセージを細長いバンで挟んだ食品である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

アイスランドを訪れると何をするにも拠点がレイキャビクになって、自然と町の中心部をうろうろする時間も多くなります。目抜き通りと港近くは歩いてまわれるサイズ感なので、夕食や次の日の移動も考えてこの近くに宿を取る事も少なくありません。

アイスランドといえば個人的には(また後日書きますが)スキャンピとパフィンが定番ですが、この日友達に教えてもらって初めて知ったのがBæjarins Beztu Pylsur。なんと「宇宙一おいしいホットドッグ」!そんなこと聞いたらチャレンジしない訳にはいかず、ランチがてら早速食べてみることに。目抜き通りから北西に向かってすぐ。立地も抜群です。この時はオフシーズンの1月でしたが、それでも観光客らしい人達と現地の常連さんがスタンドを囲んでホットドッグを楽しんでいました。(観光シーズンには長蛇の列になるとか!)

アイスランド風ホットドッグは”ピルスル”という名前で呼ばれています。「エイナ メ オトル(全部のせひとつ)」と言って受け取ると、見た目は普通のホットドッグ。ちょっとIKEAのホットドッグ(これも美味しいですよね!)に通じるふわふわのパンに、シンプルなソーセージが乗っています。ヨーロッパでふわふわパンはちょっとめずらしいかも。トッピングが凝っていて、ケチャップ、スイートマスタード、フライドオニオン、生玉ねぎと、それからレモラディと呼ばれるピクルスを入れたマヨネーズベースのソースがかかっています。

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頬張ると冷えた身体にピルスルの温かさが染みる!ソーセージは豚・牛に羊を混ぜて作られているのでほんのりラムの香りがして、その野性味にマスタードとレモラディの酸味が良く合います。これは確かに美味しいかも!レストランでの食事が増えがちな旅行のなかで、胃を休めるのにもついつい行きたくなりそうなお気軽グルメでした。

気になって調べてみると、店名のBæjarins Beztu Pylsur(バイヤリン ベスタ ピルスル)というのは英語でThe best hot dog in town、この町いちばんのホットドッグという意味!宇宙一、というのがどこから来たのかは分からずじまいでしたが、クリントン元大統領が食べた事や、フォーブスやガーディアンに取り上げられたことで有名になったようです。

目抜き通りの西端から徒歩3分。物価の高いアイスランドにしてはお求めやすいので、価格は5段階のうちのひとつめ¥。ドレスコード問わず気軽に立ち寄れるスタンドです。(冬場は寒さ対策を忘れずに!)本日もごちそうさまでした!

《レイキャビクへのアクセス》市内までの行きやすさ:☆
コペンハーゲンやヘルシンキなどヨーロッパ主要空港で乗り継ぎ、空路でおよそ3時間。
空港から市内中心部までは各社エアポートバスで約45分。

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