見出し画像

【サンデーロースト】スコットランド、エディンバラの日曜日

サンデーロースト(英: Sunday Roast)とは、イギリスの伝統的な食事で、日曜日(通常正午過ぎの昼食)に供され、ローストした肉、ジャガイモに、ヨークシャー・プディング、ファルス、野菜等の付け合わせとグレイビーから成る。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

本当はお目当てのシーフードレストランに向かいながら、準備中のレストランの看板に書かれた“Sunday Roast”の文字を見つけて、あ、今日日曜日だった、と気付いたのが11:40。お目当てだったレストランはディナーの席を確保して、お昼はお肉に予定変更です。観光地化されたエリアでさえ、結構容赦なく本当に日曜日限定だったりするので、タイミングが合ったら絶対行った方が良い食事の一つ”サンデーロースト”。1週間にこの日だけ、と思うとわくわくも大きくなります。

向かったのはエディンバラの北側に位置するThe Bon Vivant。急な思い付きで予約もなかったので、日曜日といえど念には念を入れ開店と同時の12:00にお店に。目に鮮やかなブルーの外観がおしゃれ!一歩足を踏み入れるとアンティーク調のテーブルとイスが並ぶ落ち着いたパプの佇まい。見た目に味も保証のレストランです。

この日のメインはビーフ、ポーク、ラムに鴨。それからめずらしくて興味を惹かれたのがコッド(タラ)と山羊チーズです。主人は定番のビーフを、私はラムとチーズとコッドと迷って最終的に・・・鴨にしました。あれ、意外と王道を攻めた⁉今回のエディンバラ滞在では初ローストだったので、まずは肉のイメージから離れられなかったんです。

ジューシーに焼き上げられたお肉が、上品な味のグレイビーソースとの相性抜群!鴨の方もコンフィだったので、しっとりやわらかな焼き上がりでした。それからローストオニオンとケール、添えられている野菜の存在も嬉しいところ。

今回のお食事、もちろん主役はローストですが、是非注目してもらいたいのがヨークシャープディング。ふわっとした揚げドーナツみたいなイギリス料理定番の添え物なんですが、噛んでいるとちょっと甘味があって、これまでオマケ(でお腹いっぱいだと余っちゃうこともあるくらい)だったヨークシャープディングの地位ががっつり上がります。完食!大満足!

ハギス(また別記事でご紹介します)やその他おつまみにデザートまであって、食事を楽しみながらゆったりした休日を満喫できるお店です。次はコッドでサンデーローストしたい!

観光エリア北側で、ハイ・ストリートから徒歩約15分。価格は5段階でいえば€€€、ドレスコードはカジュアルでも入れてオシャレをすればもっと楽しめそう、といった感じでしょうか。本日もごちそうさまでした!

《エディンバラへのアクセス》空港から市内の行きやすさ:☆☆☆
イギリス ロンドンのヒースロー空港で乗り継ぎ、空路でおよそ1時間20分。またはロンドン市内から列車でおよそ5時間。
空港から市内中心地まではトラムまたはエアリンクバスで30~40分。

この記事が参加している募集

#ご当地グルメ

15,897件

サポートありがとうございます!いただいたサポートは、今まで以上におもしろい食べ物にチャレンジして、noteとして様々な食文化を広めるお手伝いをしていきたいと思います!