見出し画像

ディズニーシーのトイレの違いを収集した話④【マーメイドラグーン】【アラビアンコースト】

経緯(①と同じ)

そもそもnoteを始めたきっかけは、

ディズニーランドのトイレの看板を、収集して、どこかでアップした〜い!!!!!

と思ったところから始まる。

撮りたいと思ったきっかけは、
友人とディズニーに行った際、エリアごとにトイレの看板や個室についている空き表示の看板の違いに気づき、収集欲がわきわきに湧いたからだ。


空き表示の看板とは、その名の通り「個室の空きを知らせる看板」である。
空いている時はトイレの列と垂直に出ているが、
ドアが閉まると看板も動き、列と平行になる。

空いてる時は見えて、閉まっている時は見えないようにすることで、トイレの空き具合がより明確に可視化され、スムーズに空きトイレへ行くことが出来る。

ディズニーのみならず、パーキングエリア等にもあるらしいので、見つけたら小躍りすることをお勧めする💃🕺


そんなこんなで、先日でミシシッピとディズニーシーに行ったので、撮ってきたトイレの写真をここに載せる。

概要としては以下の通りだ。

◯撮るところ
出入り口の看板、女性トイレの看板、女性トイレ個室ドアに付いている空き表示の看板

◯ルール
他のゲストを映さない
迷惑にならぬようサッと撮る
トイレが混雑している場合は並ぶ

全部をひとつの記事にまとめると長いので、今回は【マーメイドラグーン】【アラビアンコースト】の分をまとめる。

ディズニーシーは今回で最後だ。


【マーメイドラグーン】

人魚姫アリエルと仲間たちのゆかいな海底王国

ディズニー映画『リトル・マーメイド』のアリエルと仲間たちが暮らす海底王国の世界。 アリエルが登場するライブショーや、海をモチーフにしたメニューなど、カラフルな「アンダ・ザ・シー」の世界を楽しむことができます。

東京ディズニーシー公式サイト「7つのテーマポート」
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdr/facility/themeport.html


その名の通り、映画『リトル・マーメイド』をモチーフにしたエリアである。

正直に言うと、海をテーマにしたディズニーパークにリトマメを持ってくるのは、正解ではない。
正解どころか、国民栄誉賞である。

テーマポートごとに作成されたのトレードマークにアリエルがいるのもとても嬉しい。


Twitter(現X)にて、「マーメイドラグーンの建築はガウディの建築と共通点が多くて楽しい」と紹介している漫画があったので、読んでみることをお勧めする。
なんとなく雰囲気として見過ごしていた曲線たちが一気に尊くなる。


キス・デ・ガール・ファッション前

東京ディズニーリゾートアプリより
鯨の脇あたりにある。鯨の瞬き、見ちゃうよね
外の看板。脚が🧜、電話が🐚、おまけにこの🐸
手前の看板。男女が人魚姫アリエルと、エリック王子で分かれている。最高。はやくキスしろ
空き表示の看板。泡に支えられし貝


自分の好きなディズニー映画は『リトル・マーメイド』である。

めちゃくちゃリトマメリトマメしているこのエリアは必然的に最高と感じてしまう。踊っちゃいたい。

外の看板の船のオールは、劇中にて期間限定で人間になったアリエルがエリックと一緒に乗った小舟のオールと推測される。

人間になって3日目の日没までにキスをしないと人魚に戻ってしまうアリエル。
アリエルのお目付役であるカニのセバスチャンが、アリエルとエリックがキスをするようにと、ムードを高めるために、水辺の生き物たちと「キス・ザ・ガール」という曲を披露するシーンがある。

オールについているカエルは、コーラスに参加しているカエルと一緒だと思う。

該当のシーンは映画本編で確認してもらいたい。

マーメイドラグーンは「屋外=海の上」「屋内=海の中」という設定だが、屋内にあるトイレの位置は地形的に地上に近いので、カエルがいてもおかしくない。

きっと、アリエルとエリックが再び小舟乗っていて、漕いでいるオールにカエルが乗り込んだのかもしれない。


手前の男女看板に描かれている、アリエルとエリック。

アリエルは海の中から、明るい方(=地上)を見ていて、エリックは海の上から月をバックに微笑んでいる。

さっき小舟のオールの時系列に触れておいてアレだが、この看板の時系列は2人が出会う前と推測される。

最高だったら、時系列なんてなんでもあり。


空き表示の看板がとても惜しいと感じた。

デザインがちょっとだけチープである。

イクスピアリのような、準ディズニーの雰囲気をまとう場所ならばいけるのだが、ディズニーシーの内部となると、「看板だけがディズニーではない雰囲気だな」と違和感を抱いてしまう。

海にいる住人たちがこんな人間臭いデザインを生成できるのだろうか。

そして一番の違和感はネジである。

看板を安全に設置する上でネジが必要なのは仕方がない。

前回のミステリアスアイランド・ロストリバーデルタでは「雰囲気とホスピタリティが両立している!」と書いたが、今回は両立不足である。

ディズニーランドにあるファンタジーランドではデザインによってネジの頭の形状が違っていた。

もう少し、ネジについても工夫を凝らしてほしかった。

もし空き表示の看板をマーメイドラグーンの雰囲気に寄せるならどうすればいいのか。

看板をドアに固定すべく設置された長細いパーツ。
現在は水中の泡で表現されている。

そこを木材に海藻を巻きつけたデザインにしたらどうだろうか。

屋内の海中ゾーンには難破船が確認できるので、木材はそこから調達できる。
ただ木材だけだと寂しいので、海藻を巻き付ければ「海の住民センス」が出るのではないだろうか。

ただ、そうしてもネジの違和感は解決できないかつ、固定パーツが木材ゆえに看板のデザインを海モチーフに持っていきがたい。

したらば、アリエルが劇中で見つけたフォークはどうだろうか。
長細いかつ、先の膨らみがトイレの空き表示看板に近いデザインである。

しかしフォークの隙間ゆえに、背景と混ざって「トイレの空きを表示する」という性能が劣ってしまうかもしれない。

空き表示の看板を考案するのはとても難しいことがわかった。

そもそも海中にトイレがあること自体がナンセンスでもある。
そこまで考えてしまうと、これ以上は深く掘れないと悟ったので、一旦ここまで。


推し映画モチーフのゾーンだから、めちゃくちゃ考察してしまった。



【アラビアンコースト】

魔法と神秘に包まれたアラビアンナイトの世界

魔法と神秘につつまれた、ここは『アラビアンナイト』の世界。 絵物語のようなこの世界で、シンドバッドと一緒に冒険したり、キャラバン隊の行進に参加したり。アラビアンコースト以上にマジカルな体験ができるところは、きっとないでしょう。

東京ディズニーシー公式サイト「7つのテーマポート」
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdr/facility/themeport.html


モチーフとなる映画を明言していないが、マーメイドラグーンが『リトル・マーメイド』だとしたら、ここは『アラジン』だと思う。


先程のトイレの考察等々で、脳みその中の何かが枯渇したので、少し思い出の話をするが、

マジックランプシアターというショータイプのアトラクションにて、観客たちは上演前にアラビアンな衣装を着た少年が客席を回りながら鍵を探し、聞き回るシーンに遭遇する。

子供の頃は両親から自宅の鍵を渡されて、「探してる鍵はこれですか?」と見せるが、少年に「違いますね」と返答されるというやりとりをやらされたことがある。

日本の家屋の鍵をアラビアン小僧が探しているはずがない。

それが自我に棘を持つ思春期半ばくらいまでやらされたので、ちょっぴりBADな思い出だ。

しかし、成人後に友人と行った際、無意識に自宅の鍵を取り出して掲げてしまう自分がいたのだった。

20数年間、自分は少年の肩を落とし続けている。


シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ右横

市民街の入り口手前にある
手前の看板。プリンセス👸
空き表示の看板。アラビアンな柄で流石すぎる


外の看板は撮ってない。たぶん。

指と衣服の先がちゅっと尖っているのが可愛い。


キャラバンカルーセル右横

豪華な入り口の階段を降りて右にある
外の看板。さっきもこんな感じ
手前の看板。赤を縁取るボーダーのラインが楕円形で愛おしい
空き表示の看板。少し色味が濃いかも


小さい広場の奥にあるトイレ。

ちなみにこれを撮り終えて広場に出ると、小さなプリンセスがシャボン玉を飛ばしていて、割と良かった。


カスバ・フードコート内

店内にあるトイレ
噴水の左にあるカレーのお店
外の看板。入店して左奥にあるトイレ
手前の看板


空き表示の看板はなかった。

店内なので、トイレとして登録はされていない。

位置的にシンドバッドに近いので少し混乱しがち。



おわり


今回は『リトル・マーメイド』と『アラジン』をモチーフにしたエリアであった。
昔からこの2つをペアとして捉えていたから、この組み合わせにした、というのもある。

もうすぐディズニーシーに出現するエリア、ファンタジースプリングスでもディズニー映画をモチーフにしているので、
考察しがいのあるトイレに期待したい。

そもそもトイレは考察するためのものじゃな…


他のトイレまとめ

【メディテレーニアンハーバー】とぅれった



【アメリカンウォーターフロント】【ポートディスカバリー】オシャンと近未来


【ミステリアスアイランド】【ロストリバーデルタ】良い、バランス感

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?