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曖昧のはなし

最近よくこのnoteを思い出してました。



この夢をみたのは4年前。
noteを書いたのは2年前。
だけど、今でもとても鮮明で。
いつかこの時の夢が自分の中で
都合よく現実にすり替わって
夢じゃなくなるかもしれないなぁとか
思ったりもするけれど、
今はまだ夢のままです。


今私の記憶のなかにあるものは
果たして本当にその記憶で正しいのか
分からなくなることがあります。

そこには感情が流れているから
思い込みや決めつけを含んでいて。
物事は自分の尺度でしか
理解することができなくて。
時間が経つと変化する場合も多くて。
曖昧だなと思います。

良いようにも悪いようにも捉え直して、
大ごとにしていることもあれば
小さくしてしまっていることもあるだろうし、

本当なんて、わからんね。
でも多分全部、本当なんだと思います。


〝現実と理想と夢の境界が曖昧になっていく〟

できることなら曖昧にしたくないと
思っていたのだけど。
最近は、それも悪いことじゃ
ないのかもしれないと思ったりしています。

誰かとの間にある
マイナスな勘違いやすれ違いは
できれば無い方がいいと思うけど、
自分の中で曖昧になっている境界を
わざわざはっきりさせなくても
いいのかもしれないなぁと。

たとえそれが曖昧でも、
事実がどうであっても、
大切にしたいものは流れていて。

曖昧を曖昧だと理解したうえで
大切なものを掬い上げる。

自分と世界の間には曖昧なものが多くて
それを理解しながら生きていたいと思うけど、
自分のことになるとどうしても
白黒はっきりさせないと不安で
正確さに正しさを見出してしまいがちで。

でもきっとグレーで良くて、
それは私だけのもので、
グレーを受け入れたら少し自由になれて、


曖昧を受け入れる。


現実と、理想と、夢と、想像と、願望と、

美化されているかもしれないし、
思い込みなのかもしれないし、

やはりその記憶は曖昧で。
そこに流れる感覚も
鮮明だと感じている曖昧なもので。

でも、大切にしたいものはそこにあって。

曖昧な中にある大切にしたいものを
大切にしていけたらいいなぁと。
大切にしたいものを大切にする。

その大切も、この先変わってしまう
曖昧なものなのかもしれないけれど、
だからこそ愛おしく思えたりして。

温かさも苦さも、自分だけのもの、

曖昧を受け入れて、大切を抱きしめて、
少し優しくなれたらいいなと思います。

「蝶々結び」という作品と向き合う中で
自分の記憶のことをよく考えました。

あの世界には、
主人公の曖昧と大切が
たくさん流れていて。

稽古中からこのnote書いてたのに
もう本番期間も終わってしまった…
舞台の振り返りはいつになるのやら……

ご観劇ありがとうございました。
また改めて、ゆっくり振り返ります。


璃音 rinon


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