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テレワークと労働について

「関東は梅雨が明けたと思われるでしょう。」

ってテレビが言ってた。

明けたか否かって案外僕らが思っているよりも曖昧な感じでジャッジされてるっぽいね。おもしろい。



こんにちは。

最近上手に書く事に縛られていたのでありのままゆる~く書く事にする。

今日取り組んだ課題の文章が上手に書けて上機嫌なのでこちらに載せてみる事にした。

お題は情報技術と労働について話してよ~というもの。

どんな構成にするか悩んで悩んで、ルーズリーフにまとめてみたらスラスラ書けた。思考を整理するの大事。

最初はアパレルの「ラナ・プラザ崩落事故」を軸にしてただただ消費される生産者と代替する機械について書こうとしたけどどう展開するか自分の中で良い案が思い浮かばなくて止めた。

古着とか漁ってるとメイドインバングラデシュのタグを時々見かけるけれど、これが現実かーと思った。服好きだから知れてよかった。


趣味と勉強が出会う瞬間ってちょっとどや顔できるよね。


1000字ちょっとなのですぐ読み終わるかと。

新しい試みとして最後にお気に入りの音楽を貼っておくので良かったらどうぞ。


それでは。


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 情報技術の目覚ましい進歩が労働の場を含め社会全体に大きな影響を及ぼしている事は周知の事実である。今回は、情報技術が労働にもたらす良い影響を挙げ、それについて述べていきたい。


 昨今の新型コロナウィルスの影響で、社会人はテレワークをせざるを得ない状況になっている。企業に勤める上で通勤というコストを支払うのは当然だという認識のサラリーマンがほとんどだったと思うが、この疫病によってその当たり前が見直される良いきっかけになったと個人的には思う。私は情報技術が労働にもたらす良い影響として、テレワークの台頭を挙げる。実際に会わずにカメラを通じてコミュニケーションをとり、一緒に作業をするテレワークは、デバイスを持っていてなおかつインターネット環境下ならどこにいても接続できるため、多大なコストがかからない。


 次に少し別の角度からテレワークを分析してみる。まるで実際に会って話しているかのような滑らかな意思疎通を心掛けると、画面に顔を近づけなくてはならない。その際、下半身は映らないので、どんなスラックスを着用しているのかなどの情報は相手には分からない。ひょっとすると、相手からしたら腕時計ですら鮮明には映らないのかもしれない。そうなると、高価な時計といった見た目、すなわち後から付与される属性の価値は面会時よりは相対的に低くなる。自分を飾って得た価値の優先順位は必然的に下がる。身だしなみを整える事は自己肯定感を上げるという側面も持ち合わせているのでもちろんこれが全てではないと思う。


 次は労働についてフォーカスする。労働問題と言うと、長時間労働や低賃金等がパッと思いつく。少し話がそれるが、性別や年齢、人種による差別も労働の場では起きている。いや、実際に技能実習生が低賃金で雇用されている現状(人種差別と低賃金問題の掛け合わせ)を鑑みるとこれらは全く別の問題という訳ではないのかもしれない。多くの場合、差別の対象になるのは上記の通り女の人、肌が黒い人といった属性によるものである。であれば、属性の価値が比較的低いバーチャル空間で働けるように環境を整えれば良いのではないかと考える。さらにカメラをオフにすれば相手の肌の色も分からなくなるので、差別の種が生まれる確率は格段に低くなると思う。このようにオンライン上では、人間のバックグラウンドをできるだけ削ぎ落した容量の軽い世界を創り出す事が容易である。画面の向こうに人間がいるかいないか、つまり0か1の世界でしかない。それ以上も以下も存在しない。しかし、これは場を移して問題を遠ざけただけで蔓延する差別の解決策にはなっていないという事もまた揺るぎない事実である。


 企業にとっては時間管理の面や評価方法など、在宅形態を進める上での課題も浮き彫りになってきた。技術の進歩により私生活に仕事が浸食してくるかもしれない、といった可能性も十分にある。また、在宅ワークが勤務外労働の助長に繋がってしまうといった危険性も考慮しなければならない。


 情報技術を利用したテレワークは、社会に渦巻く構造的な差別や労働問題の解決に向けての1歩になり得るので、さらに議論をし、社会に浸透させるべきだと私は考える。



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ご読了ありがとうございました。



今日はこれで、ばいばい




おわり

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