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元バスケ部30代女性の反復性肩関節亜脱臼手術体験談 ―8.退院―

前回(―7.手術日―)の続きです。

手術の翌日

手術後は発熱する事があると聞いていましたが、私はいつもの平熱より少し高い程度でした。手術した右手の指は全て動くようになり、二の腕には少ししびれのような感覚がありました。

手術は無事に終わったものの、心身のエネルギーが不足しているような感じで、最低限のことしかしたくないような気分。いつもは気力をカバーする漢方薬を飲んでいるのですが、手術当日は飲んでいなかったことも影響していたかもしれません。

先生の回診

主治医の先生と一緒に担当してくださっている、整形外科の先生が回診に来てくれました。傷口の消毒をして、ガーゼを防水シールに貼り替え。シャワーや退院の許可が出ました。指や肘の曲げ伸ばしをしてみる、しびれがあった場合は今日の午後には無くなる予定、今後は痛みが出ると予想されるので痛み止めで対処するようになど、指示がありました。

回診はこれで終わりだと思っていたところ、手術を担当した主治医の先生も様子を見に来てくれました。肩の動かして良い範囲、傷口から出血した場合の対処、実際に手術してみての状況説明等を詳しくしてくれたので安心しました。

私の場合、糸のついた楔(アンカー)は4箇所に打ち込み、肩関節を包んでいる袋(関節包)の付着部(関節唇)のみではなく関節包も縫い、緩んでいた関節唇を持ち上げたそう。

https://www.souseikai.net/general/content/638%E3%80%80#1

入浴と着替え

看護師さんから入浴と着替えの方法について説明を受けました。入浴の時は装具を外し、布の三角巾に付け替えた状態なので気を遣いますし、着衣の状態でシャワーを浴びているような不思議な感覚でした。着替えも右側の腕を動かさないようにして袖を通したり脱がしたりするので、少し時間が掛かりました。

予定通り退院手続きを終え、病院の食堂でお昼をとってから帰宅することに。お昼のメニューは左手でも食べやすいカレーにしました。

午後には痛み止めのブロック注射が切れたようでしたが、強い痛みは無くゆっくりと過ごしました。

次回へ続く

次回は、退院後の抜糸等について綴っていく予定です。

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