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元バスケ部30代女性の反復性肩関節亜脱臼手術体験談 ―6.手術前のPCR検査〜入院―

前回(―5.手術前の準備―)の続きです。コロナ禍の手術(入退院含む)のため、入院日の数日前にPCR検査を受けるよう指示がありました。

PCR検査

病院の一室で、唾液を採取するPCR検査を受けました。試験管のような容器に唾液を集めるように説明があり、梅干しやレモンの絵が書かれた紙も受け取り、一人で口元に意識を集中。PCR検査を受けるのは初めてだったことや自覚症状は無いけれど感染しているのではないかと、検査が終わってからも緊張感がありました。

検査後は病院の売店で、衣服レンタルの申し込みをしました。こちらは任意となるのですが、荷物を軽くすることや手術にあたり医療スタッフの方々が対応しやすい服装の方がスムーズかと思ったので、上下別の甚平タイプをお願いしました。

入院日前日

いよいよ入院日を明日に控えたので、準備する物を再度確認。常備薬がある方は、そちらも忘れずに。

身の回りの掃除と整理をして、身だしなみも整えました。ムダ毛の処理(特に脇)、爪を切るなど、入院中や手術後も気分良く過ごせるようにしたいと思ったからです。

入院日

PCR検査で陽性だった場合は連絡が来ると聞いていましたが、当日まで来なかったので陰性だったと判断。予定通り、病院に向かいました。

私はどちらかというと雨女なのですが、今回もそれを発揮してしまったようで、入院日は台風が接近する予報。自宅から病院までは約1.5時間。電車を乗り継ぐこともあり、ダイヤが乱れることを予想して早めに自宅を出発しました。ありがたい事に台風の影響は無く、病院の最寄り駅に着きました。

病院から指示があった時間は正午で、その前にお昼ご飯は済ませてくるようにとの事だったので、駅の近くにあるアットホームな雰囲気のカフェで少しゆっくりとした時間を過ごしました。

病院に付き、売店で手術後に使う装具(三角巾のように腕を吊る物)を購入。ネットで装具について検索すると色々な種類の物が見られましたが、私が使う物は全然ごつくなくシンプルな仕様でした。

その後、入退院窓口で受け付けをしてもらい、病棟へ移動。家族と一緒に主治医の先生と看護師さんから説明を受け、全身麻酔や手術への承諾書にサインをしました。常備薬について看護師さんにお話ししたところ、薬剤師さんの確認があり、手術当日は飲まないようにと指示がありました。私の場合は自己判断でそれに従いましたが、事前に常備薬の処方をして下さっているお医者さんに手術について説明して指示をあおいでおくと安心かもしれません。

その後、家族には帰宅してもらい、私はMRI検査と入浴をしました。スケジュール通りに動くことに少し緊張感がありながらも、淡々と時間が過ぎていきました。

次回へ続く

次回は、手術当日の様子等について綴っていく予定です。

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