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元バスケ部30代女性の反復性肩関節亜脱臼手術体験談 ―5.手術前の準備―

前回(―4.手術決定とスケジュール調整―)の続きです。手術の為に二泊三日で入院することが決まったので、準備を進めました。事前に予想できた物は購入しておきましたが、入院してから必要と分かった物はその都度買い足しました。

病院で指示された持ち物

入退院手続きの専門部署でいただいた冊子に書いてあった持ち物を用意しました。

・コップ(割れにくいもの)
お茶用と歯磨き用の2つあると良いと説明があったのですが、荷物になるかと思ったので1つにまとめることにしました。退院時は固定して右腕が使えなくなるので、できるだけ荷物は軽く少なくすることを心掛けました。蓋付き(ストローを入れられるタイプ)、プラスチック製のコップを100円ショップで見つけて購入。

・洗面用具
手術前日と翌日に各1回シャワーを浴びる時に使用するシャンプーやボディソープ、歯ブラシなど。シャンプー等は旅行用の小さな容器の物を購入、化粧水等は小さな容器を100円ショップで購入して詰め替えました。

・ティッシュ(ボックスタイプ)
紙製のボックスタイプはかさばるので、それより少し小さめのビニール製の袋に入っているタイプにしました。

・イヤホン
個室ではないので、TVを見る時などはイヤホンが必須です。日常ではあまり使っていなかった有線のイヤホンを持っていくことにしました。

・履物
滑りにくく、踵がある物と指定がありました。普段履いている物は全て紐靴で脱いだり履いたりがしづらいのではないかと思ったので、スリッポンタイプのスニーカーを買いました。スポーツサンダルなどでも良かったかもしれません。

自分で用意した物

・衣類
脱いだり着たりが楽な前開きの衣類を買い足しました。サイズも少し大きめでゆったりとした物を選択。下はウエストゴムのズボンを履くことにしました。

女性の場合、下着の着脱も難しいので前開きの物は必須だと思います。

※前開きタンクトップ

※前開きスポブラ

・肘置き台
机の上に肘を置いた状態でPCを使用することは、早い段階でできると聞いていました。ただ、私の自宅にある机では肘を置けなかったので、肘を置く台を購入しました。

・タオル(バスタオル、フェイスタオル)
仰向けで寝る時には、肘の下に枕などを入れて肘が下がらないようにすると指示があったので数枚のバスタオル、その状態で肩周りを氷嚢で冷やす時に布団が濡れないように敷くフェイスタオルを数枚用意しました。

・氷嚢
手術後2週間程は肩関節の周りに熱感があるので、アイスノン等で冷やすように指示がありました。病院で手術後に氷嚢を使用して冷やして下さったので、それを真似て氷嚢を購入しました。

・氷嚢を固定するベルト
こちらは必ず必要という訳ではないと思うのですが、氷嚢を固定できるとズレを防げますし、その状態で何か別のことができるので便利でした。私が購入したタイプは氷嚢を入れる穴が複数あり(前・上・後ろ)、気になる部分に当てることができたので良かったです。

その他の準備

手術後は固定や可動域制限、重さのある物を持つことがNGになるので、これまで日常生活で行っていたことがしづらくなることが予想できました。そこで予めできることは行っておくことに。具体的には、日頃使う場所の片付けや掃除、衣類の整理、日用品の在庫を買っておく、などです。

次回へ続く

次回は、手術前検査等について綴っていく予定です。

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