木漏れ日
夏の夕暮れの木漏れ日は
どこか湿っぽくて
日の中で虫たちが踊る
もう蝉が鳴く 季節なんですね
昼のむし暑さは
川沿いの風にさらわれて
背中を流れ落ちていく汗は
少しだけ冷たくなった空気とともに
乾いていく
今日は 下を向けない
そう見上げた空が滲む
どうか どうか 飛び出さないで
じゃないと
夕立の
土砂降りの雨のように
泣いてしまうから
でも今日の私にその資格はない
ごめんね
それが正しい言葉なのかも
いまはもう分からない
夏の夕暮れの木漏れ日は
どこか湿っぽくて
日の中で虫たちが踊る
もう蝉が鳴く 季節なんですね
昼のむし暑さは
川沿いの風にさらわれて
背中を流れ落ちていく汗は
少しだけ冷たくなった空気とともに
乾いていく
今日は 下を向けない
そう見上げた空が滲む
どうか どうか 飛び出さないで
じゃないと
夕立の
土砂降りの雨のように
泣いてしまうから
でも今日の私にその資格はない
ごめんね
それが正しい言葉なのかも
いまはもう分からない