1/4 久しぶりに書くので長い

いつから書いてないのか。それをチェックするダウンロードデータが勿体無いのでしないけど、11月から書いてないのかな。まいいや。

去年の12月はクリスマスに夫の両親が遊びに来て、んで両親がオーストラリアから持ってきてくれた、美味しいチーズとか生ハムとかお茶とかを堪能したり、ギゾ島の近くのImagination islandという、もう本っっ当に海が綺麗な島に宿泊したりしてました。

そういうピンポイントでの幸せはちょいちょいあったんですが、「この生活辛いわ」という感情をはっきりと認めるようになったのもこの頃で(丁度来て3ヶ月だし)、ふっと何も考えてない瞬間が生まれると、「あーメルボルン帰りたい」って心の奥で自分が呟いとるのが聞こえてくる。そんな感じ。

特に12月ってソロモン諸島は超雨季でw、なんか蚊とかもいつも以上に増えるの。ほんと大袈裟でなく、外に出た瞬間に蚊が腕とか脚にまとわりつき始める。

それとあとこれが雨季と関係あるかは分からんけど、ノミも12月は大量発生していました。うち周辺にたむろする野良犬の中に1匹、やけに人懐こいのがおって、そいつに残飯とかあげてたらうちの玄関先から移動せんようになった。んでまぁこの子が持ってたノミなりノミの卵なりが大量繁殖したんでしょうね。これまた外に出た瞬間にノミが足元に飛びついてくる。ほんと大袈裟でなく。

「なんか最近足の甲めっちゃ刺されとるしこれハンパなく痒い、蚊じゃなくね?」と疑い始めた時には時既に遅し。ノミの侵入を室内に許しており、最高で片足で30箇所くらいは刺されとった。もうほんっっっっっっとに痒いんよ。12月に刺されたけど跡はまだ若干残ってます。マジで蚊が可愛く思えるレベルで痒いよノミ。

蚊も多いし足はノミ刺されでグロ、肌は真っ黒でとにかくメルボルンにいた時の自分の面影は消え、ついでに無職だし無収入だしで本当に自尊心ゼロで気分が落ちとって、大晦日はカウントダウンに出かける元気もなく、夫家族を見送って寝てました。でも外からは、タライを棍棒で叩いとるような耳をつんざく打楽器の音が朝5時くらいまで鳴り止まず、タライを聞きながら私こんなとこで何やってるんだろうと涙をこぼし、自分を憎んで人を憎んで……

こんなにクソな新年はオックスフォード時代に大晦日に熱になった時以来だと思う。や、それすらも下回ったかもしれない。

義理両親は年が明けてすぐに帰った。メルボルンに自分たちより先に帰っていける義理両親が本当に羨ましくてムカついた。私の友達の犬に、訪問者が帰ろうとすると怒りだす犬がおるんだけど、その犬も「どこか別の場所へ戻る」他人が羨ましかったのだろうか。単に自分をかまってくれる人間の数が減るのがやだったのかな。

でも正直、メルボルンの時はうち来ても「だりい」しか感想がなかった義理両親だったのに、ここに居てくれた間は楽しかった。なんでか考えたけど、同じ文明感覚(?)を持っている人がすぐ近くにいると、自分の半径3mの空気が「途上国」から「先進国」に変わった気がして、それが自分にとってすごい落ち着けたんだろうなぁ。

2へ続く。

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