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土のステージ

先日のブログで、土壌酸度計が欲しいと書いたら、

なんと、あしながおじさんがプレゼント🎁してくれました✨
本当にありがとうございます😊

有料ゾーンの購入やサポートもしてくださった方もおられ、大変助かってます🥺

ありがとうございます🙇✨


さて、あれよあれよという間に、夏が近づいておりますね

今朝も、窓から入る朝日の眩しさで目が覚めて、
「ヤッバ、寝坊!!」
と思って時計を見たらまだ5時半。

ずいぶん明るくなったものです。

そして、朝から放牧場の草刈りに。

刈られた草を食べる牛たち

この放牧場では、草をある程度食べてしまって少ないのですが、ところどころにょきにょきと青々とした草が生えてきてます。

ところが、現場の人曰く、牛は食べないとのこと。
どうやら、糞尿した付近の草は亜硝酸態窒素が多いらしく、まずいそうで。

人が刈ってやって、しばらく放置して乾燥してくると、亜硝酸態窒素が抜けて、
牛も食べるようになるようです。

なので、放牧といえど、人がたまに草刈りしてやる必要があるのです。


ところで、土壌の研究で、グライ化した土壌の測定に関する論文を読んでみたのですが
グライ化度をきちんと定量的に測るには、二価鉄の量を測る必要があるそうで(山中ほか1957)、専用の試薬や分析技術が要りそうで難しそう。

土壌酸性度はもちろん測ってみますが、それは土の状態の一つの指標にすぎない。

なにか、もっと総合的に土壌の状態をウォッチングすることはできないかなあと思っていたところ、

現場で毎日牛や草と向き合ってる森川さんの意見を聞くに、生えてる草の種類が明らかに変わるそうで。

「土のステージ」

竹内孝功「これならできる!自然菜園」  (農文協) より


もちろん、この土ステージは土壌酸性度ともリンクします。

最近つくづく思うのは、賢い人間は複雑に考えすぎだということ。

シンプルに、生えてる草、牛が食べる草。
そこに、答えがある。

自然界は多次元構造なので、単一の指標だけで測定・比較しても、それが本質とはいえないのです。

むしろ、細かく分けて考えすぎることで、難しい割に本質が見えなくなってるということは、よくあるのではないかと思います。

例えばこの土ステージでいえば、
難しい化学分析無しに、生えてる植物の種類で土壌の状態がわかる。

それは大雑把じゃないか、と言われるかもしれませんが、これが事実であり現状を物語ってる

土壌酸性度や二価鉄以外の複合的な要因も含めて、その土地の状態を表しているのは、
そこに生えてる植物、そして生き物がどのようであるか。

そんなこんなで、現場密着で新しい観点から研究を進めていきたいなぁ、と

どうせやるなら、
どうせゼロからのスタートなら、
私にしかできないことをやろう、と
改めて思い、ワクワクしました✨

応援してくださる皆さま、いつもありがとうございます😊

良ければサポートよろしくお願いします🙇

今日はお昼に、雑誌の取材で郷土料理・大村ずしをいただきました✨
とってもおいしかったです😋

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