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救うとか、救わないとか。#3

ー 誰かを助ける「気持ち」は持ったっていい。
     でも、誰かを救ったという「成果」を求めてはダメ。
                (おかえりモネ 90 〜伝えたい守りたい〜)


本日は、NHK朝ドラ「おかえりモネ」の朝岡さん(西島秀俊さん)の台詞です。

「救う」のには、物理的な意味はもちろん、精神的な面もありますよね。


劇中で、永浦百音役の清原果倻さんが「私は成果を求めているのかも知れないです」と仰っていました。


誰かに頼られ、感謝されることは誰にとっても嬉しいことで、クセになるものです。


けれどその「自分が救った」という「事実」に酔いしれ、

満足するために行動する「救う」には、客観的に見ると少し罪悪感を感じます。(苦笑)


自分を犠牲にしてでも誰かを救いたいという純粋な気持ちであればあるほど、

その「想ってくれる気持ち」だけで救われることもあると私は思います。


助けなければならないという〈義務感〉

私が救わなきゃという絶対的な〈使命感〉

絶対に助けたいという〈強い想い〉


「救う」にも、色々な感覚があるけれど、

人はどうしたって「純粋な想い」に心動かされるものなのです。


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