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自転車泥棒には気をつけて      3-week road trip in the States #15

6月28日土曜日

今日はサンフランシスコ近くのミュアウッズ国定公園へ。泊まったホテルからは車で20分ほどの距離。

町を抜け山道に入った時に目に付いた看板「駐車場チケット前もって予約必要」。

………駐車場の予約していない。

でも月曜の朝イチだからどうにかなるでしょうと気楽に考え、そのまま山道を進む。

駐車場付近に着くと、警備の人が予約チケットを確認しているのが見える…


駐車場チケットのない私たちは、まあご想像の通り、駐車場に入れてもらえずにミュアウッズ国定公園には行けなかった。残念…


気を取り直し、ミュアウッズ国定公園近くの景色の良い公園へ。

そこで見つけたのが第二次世界大戦中に使われた、偵察用の壕……

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さらに面白いことが書いてある観光案内のインフォメーションを発見。

夏場にこの場所に駐在していた兵隊のために、上司は冬用防寒具一式をワシントン本部に要請。でもワシントン本部は、夏のカリフォルニアに、どうして冬用防寒具が必要なのかわからず、その要請を却下したとのこと。そのため駐在していた兵隊は、寒さの中、任務を全うしなければならなかったと。

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私自身も初めてサンフランシスコに訪れた時、サンフランシスコのイメージはL.A.のような常夏。なので、ジャケットなんて持ってきていなく、寒い思いをしたことを覚えている。

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サンフランシスコあたりまで、カリフォルニアは意外と寒いんだよね、夏でも。この日も寒かった、旦那は軽量ダウンジャケットを着用してた、下は短パンだったけど。

この見晴らしが良いとされている公園も、寒いし霧であまり景観もよくないからとっとと引き上げ、サンフランシスコへ向かう。

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サンフランシスコでは植物園を訪れた。ゆったりと散歩を楽しむ。

ここにもレッドウッドがある。とは言ってももちろんサイズはレッドウッド国立公園で見たものとは全然比べ物にはならない大きさ。でもやはり美しい…。

ここに昭和天皇が訪れたことを示す石碑もあり、思わず身が引き締まる。なんでだろうねこの気持ち。コロナで日本に帰っていないからか、思わず望郷の念が募るのかしら?


車に戻る途中に車の窓を割られた車を見つけた。その横には若いカップルが呆然として立っている。

なぜか自分の車を見つけられず、またこカップルの前を通り、その時にはもう既に警察が来ていて事情聴衆を受けていた。車の中にはバックパックと自転車のギアだけが置いてあり、その自転車のギアを盗まれたとのこと。

サンフランシスコ、シアトル、ロスアンジェルスそしてニューヨークなどの大都市では、自転車や自転車のギアは、すぐに売って小金を手に入れられるから、盗まれないようにするには、本当に最善の注意を払わなければならない。私たちもシアトルで自転車盗まれたしね。

でもこの植物園は言ったことがある人はわかると思うけど、人通りも多いし、交通量も多い場所。犯人はプロの常習犯なんだろうなあと思った。誰にも気づかれずに、素早くことを終えることができるんだもん。

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サンフランシスコの街をのんびりと通り抜け、自分たちでコーヒー豆をローストしているというコーヒー屋さんへ。テイクアウトだけなので、外の席でゆっくり飲もうと思ったんだけど、あまりにも寒いので仕事のメールをチェックしている旦那を残し私は車の中で、カプチーノを楽しむ。

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そして、気がつけばもうすでに3時過ぎ。なのでサンフランシスコから3時間で着く、モントレー水族館で有名なモントレー市の近くにあるキャンプ場でキャンプをすることに。

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夕方に着いたので、もちろんモントレー水族館は閉まっていた。でも旦那のお父さんが通っていたというアメリカ国防総省語学学校が、この町にあるのでそこへ。

9/11が起こるまでは、見学したい一般の人たちもキャンパス内に入れたらしいけど、今では無理とのこと。でも同じ敷地内にある、メモリアル記念碑がある丘の上なら大丈夫ということ。この丘から、この学校の一部を眺めることができるて、旦那はまあ満足。

夕ご飯を食べ、近くのビーチでキャンプ場へ戻る前に少し散歩を。

そこで見つけたのが、この砂浜に打つあげられた体長約7メートルの鯨…

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鯨が打つあげられるとのことで、地元の人はあまり驚くことはなく、ヒメコンドル、カモメ、野生の動物などに食べられて自然に風化するのを待ちながら、海の満ち潮によって海の戻るのを待つらしい。

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明日には海に戻っているといいな。でも結構日にちは経っていると思う、打ち上げられてから…何が原因だったんだろう…弱っていたのかな…



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