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固体から波への流れについて

物理は、物質の運動を理解する、つまり、物の動きを人の理解可能な言葉(含, 数式)で表現する試みです。其出発点として、物の位置は空間の3次元と時間軸の計4次元で定義されると決めました。空間の3次元が感覚的に判り易いのですが、時間軸は見え無いし触れ無い。でも、A地点からB地点に移動するのに「時間」が必要なのは判る。その「時間」を時計という一定の調律を表現する機械で測定し数字にしたのが物理の単位としての"時間"です。自然現象としての物の移り変わりが「時間」で、その「時間」を測定し表記する単位が"時間"軸 (年, 月, 日, 時, 分, 秒, etc )です。同じ言葉を当嵌めてますが「時間」と"時間"は違う概念です。

だから、空間3次元と時間軸の何れか一つでも固定しなければ、何如な運動でも描写可能です。テレポートも"時間"を測定し無ければ毎日の生活の一部です。でも、現実は、人は時計が刻む"時間"に従って生活してるので、寝坊すれば遅刻です。

前にも書いたのですが、光の速度を測った時に、光速が一定な事に気付いた科学者達は説明に困った。意味不明な事は、良い考えが浮ぶまで寝かしておけば良いのに何とか頭の良い処を見せようとしてアインシュタイン等の科学者が思い付いたのが、「時間」の測定から"時間"軸を外す「理論」です。時計の針を自由に動かせれば、寝坊しても遅刻し無いって感じです。

物の動きを描写するのに、"時間"軸は外せば何でも表現可能です。そこで思い付いた事を数式を付けて一流科学雑誌に発表すれば現代物理学と呼ばれてチヤホヤされる。時流に乗れば、国家プロジェクトとしてテーマパーク並の施設と人員のサポートが得られる。お陰で、SF  (サイエンスフィクション)が衰退気味です。

何故、光速が一定なのか、現在最も矛盾が少ない仮説は、光を含む物質が灝気 (エーテル)中の孤立波 (孤波、Solitary wave, soliton)という考えです。孤波は、波頭一つだけの波で、一定の速度で移動し続けてる間は姿を保てる。だから、光速は一定で、速度が落ると消滅する。此仮説だと、光の持つ波動としての性質 (回折現象等)とも矛盾し無いし、重力と電磁場の発現機構も言葉で描写出来る可能性が有る。

でも、エーテル説は、現代の分子構造の理解とは違うので、物理・化学分野のみならず生物から医学までの見直しが必要になるかもしれ無い。人生は変化が有るから楽しい、って人には良い時代かも。

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