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【読むラジオ「よってたんせ、」】 #13 家庭菜園の話から①

こんばんは。読むラジオ「よってたんせ、」。
雨の日も多くなり、だんだん梅雨の季節になってきましたね。
じめじめするし、頭も痛くなるし、雨の日は憂鬱だな〜と思う方も多いはず。私もだんだん天気がどんよりするにつれて、頭が痛くなりがちなので得意ではないですが、嫌いなわけでもない。
どうしてかって、畑、田んぼには恵みの雨だから。そんな今日は私の家庭菜園のお話からいろいろ綴っていきます。

それでは、「みなさん、よってたんせ〜!」


家庭菜園と聞くとどのくらいの畑を想像するのでしょうか?家の後ろにある感じ?花壇くらいの大きさ?
私の家庭菜園は割と広く、田舎のお家一軒分くらいの広さです(田舎の家は大きいので結構広め)。普通に作物を植えたら、販売も余裕でできるくらいの大きさなので、とりあえず広めに間を取っていろんな種類の物を、少しずつ育てています。「家庭菜園」なんてちょっとおしゃれな感じでもないので、「畑」といつも呼んでいるのでここからは「畑」と呼びます。

家の隣に畑があるので、小さい頃祖父母が畑仕事をしていると私の遊び場も自然と畑に。端っこにある石でいろんな葉っぱを叩いたりして遊びながら、"作物の育て方"を自然と吸収していたようで。
大学卒業後、半年間大学のあったところで働いたりした後、体調を崩し実家に戻ることに。「つまらなそう」な田舎暮らし。と思っていたのに、畑がとにかく楽しい!小さい頃に見ていたもの、やっていたことが自然と身体を動かしてくれて楽しい、おもしろい!

実家に帰ったのがちょうど秋だったので、親が(主に父親が)手をかけていた秋野菜がちょうど収穫の頃。グッドタイミング。畑仕事で1番楽しい収穫をやりながら「戻ってきてよかったな」と思ったり、のほほん、と暮らしていました。

次の年から父親が海外で働くことになったので、自然と畑の番人は私に交代。張り切っていろんな苗や種を買っては植えて、買っては植えて。頭の中はもう収穫のことでいっぱい。その間のお手入れのことは全く頭に無し。

体調も落ち着いてきて再就職すると、ぐったり疲れ切って家ではごろごろしてしまう毎日に。畑、やりたいけどそんな体力と気力がない、、、。そんなふうに梅雨明けまで何も手をつけずに放置。
気づいたら緑の草原になってしまい、せっかく植えた作物も元気が無い様子。そんな子たちを見ていたら、自分もどんどん元気がなくなってしまいまた体調を崩したり。ここ数年はそんなことを繰り返していました(なんだかんだ強い作物たちはしっかり収穫できました)。

「やりたいこと」と「やらなきゃいけないこと」。私の場合、畑と仕事が両立できず、どちらにもやる気が起きなくなってしまったのでした。
ワークライフバランス?なんて言葉があるけれど、畑はそんな言葉が口から出てしまう程にライフに馴染んでいたんだな〜と。
ライフをもうちょっと大事にしたいし、ワークにライフな時間を盗まれるのはもうごめんだ!と今は思っています。

みなさんはワークとライフのバランスいかがでしょうか?


家庭菜園の話からだいぶ脱線してしまったので、②ではもっと畑の中身について綴りたい!と思ってます。

この"読むラジオ"「よってたんせ、」は、生活の中でぽーっとしたい時間に、寄り添える言葉を目指して綴っています。
好きな時間に、生活のお供に読んで、おもしろがっていただけると嬉しいです。

それではまた、「よってたんせ、」、「おやすみなさい」。


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