標準体重(適正体重)

身長が何センチだと体重はどのくらいが標準なのかご存知ですか?
昨日は肥満度についてお話をしましたが、今日は標準体重(適正体重)について説明したいと思います。


標準体重

標準体重にも計算式がありまして、計算式は以下のようになります。

標準体重(適正体重)=
               身長(m)×身長(m)×22


例)身長170cmの場合
身長1.7m×身長1.7m×22=63.58kg
となります。

ただし、この計算式は高校生以上に適応されるため、乳幼児や小学生、中学生には別の計算式が適応されます。


カウプ指数

生後3ヶ月から5歳までの乳幼児にはカウプ指数が適応されます。計算式は
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

正常値の判定基準
3ヶ月〜1歳未満:16〜18
1歳〜1歳6ヶ月未満:15.5〜17.5
1歳6ヶ月〜3歳未満:15〜17
3歳以上〜5歳未満:14.5〜16.5

正常値より低い数値だと痩せている、高い数値だと太っているとなります。


ローレル指数

小学生・中学生にはローレル指数が適応されます。計算式は
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)÷身長(m)×10

判定基準
         100未満:痩せすぎ
100〜115未満:痩せぎみ
115〜145未満:正常
145〜160未満:太りぎみ
          160以上:太りすぎ(肥満)


痩せなさいと漠然と言うよりも標準体重を計算し、標準体重になるまで頑張ろうと明確な数値を提示して食事療法や運動療法を行ってみてはどうでしょうか。

彼氏や彼女が今のままで良いと言うのであればいらぬお節介でした。

看護師国家試験に出やすいため覚えておいて損はないですよ。



 


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