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漫画が教えてくれた。

「才能」

才能がないと自分で言うのは、

自分で自分を見捨てること。

と教えてもらった漫画があって、ずっと頭の片隅にメモ書きされている。

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漫画のタイトルは「どうにもこうにも」。

漫画家を目指す生徒たちと、漫画家であることを諦めかけている主人公の講師のお話。

その生徒の中の一人に、絵の才能が全くないと周りに言われている子がいる。

わたしはその子の真っ直ぐな目と、カッコいい台詞が好きで何度も何度も繰り返し読む。

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[どうにもこうにも 1巻]


小さい頃から造ったり生み出したりすることが好きだった。

ゼロから始めることに魅力を感じ、日本を出た。モノを作って表現することを生業にしたくて、クリエイティブな仕事を始めた。

自分の頭の中のものを他の人に見えるように表現する時には

自分が絶対評価されると思ったスキと、周りが求めているスキが違う時もある。

人は人自分は自分だと頭では分かっていても、

心がふわふわしてしまって、何が正解で何を軸にするべきなのかゆらゆらしてるときは

この漫画の一人の女の子にこう言ってもらうようにしてる。

画像4[どうにもこうにも 1巻]

最初から最後まで、自分の才能を信じるのは自分で

他の誰かに自分の可能性をゆだねる必要はなくて

才能がないと言ってしまうのは、自分で自分を見捨てることだ。

って

何度も何度もこの女の子に言ってもらいながら、

わたしが信念を持ってやろうとしている事、わたしの才能は

わたしが評価する。

って決めた。







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